キャンプは自然との距離が近いため、さまざまな動植物に出会えるところも魅力です。ですが出会える動植物の中には注意したい危険な虫もいます。今回はキャンプで特に注意したい虫や発生場所などについてご紹介。きちんと対策することで快適なキャンプをたのしみましょう。
目次
自然界には危険な虫も多い
夏のキャンプで注意したい虫2選(有毒)
自然界には危険な虫も多い
自然が近いと虫も近い
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キャンプは人間が自然の中に遊びに行く状態です。そのため、住宅街と比べさまざまな動植物との出会いもあります。野生動物や珍しい植物、虫との出会いもキャンプの醍醐味です。しかし虫の種類によっては毒を持っていたり、吸血してくるものもいるためきちんと対策を施しましょう。
また、キャンプがやりやすい春~秋の季節は虫が発生しやすく活発に行動する時期でもあるため、快適にキャンプを過ごすには虫除け対策が重要になります。
危険な虫を紹介
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今回はさまざまな虫の中からキャンプ中に特に注意しておきたい虫を5種類紹介します。紹介する虫は5種類と少ないですが、ほんの一部にしか過ぎません。キャンプは山でも川沿いでも人間が自然界の中にお邪魔させてもらうという形になるため、きちんと虫除け対策をしましょう。
紹介する虫の中には重篤なアレルギー反応がでたり、噛まれた所が大きく腫れ上がったり、ウィルス性の病気になる可能性がある虫も含まれるため要注意です。
夏のキャンプで注意したい虫2選(有毒)
1:ハチ
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住宅街でも見かける身近な虫です。ハチはお尻の形が丸いと比較的穏やかな性格をしており、攻撃的ではありません。キャンプで問題となのるはお尻の形が尖っている種類です。川辺でも海辺でもどこにでも生息するアシナガバチ、山中で見つかりやすいオオスズメバチ、住宅街でも自然が多いと見つかるキイロスズメバチなどが代表的な危険な虫になります。
キャンプでは巣に近づくことで刺されるため、まわりに木や蜂の巣がないか注意しましょう。
オオスズメバチについて
山のキャンプでは一番遭遇する可能性が高い種類です。刺されると最悪の場合は命に関わるため見つけたらキャンプ場の管理人に連絡しましょう。また、夏は暑いですが、キャンプでは肌の露出を避けましょう。
キャンプで事前にできるハチ除け対策としては黒い服を着ないことと、香水やトリートメントなど匂いのする化粧品を使わないことが非常に大切です。ハチは黒いもの(色の濃いもの)に攻撃を仕掛ける習性があり香りにも寄り付きます。
2:ムカデ
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オオムカデは体長10cm前後の虫です。大きな顎を持ちハチの毒と同じような毒を使うことから噛まれると激痛が走り腫れ上がるため注意しましょう。水気と木があると発生しやすく、山の中だけではなく海辺のキャンプでも見かけることがあります。
ハチのように攻撃的な性格ではありませんが、上から落ちてきたり、知らない間に靴の中に入っていて噛まれるケースが多いです。虫とフォルムが大きく異なりますが活発に活動する時期は夏になります。
夜行性で光に集まる
ムカデは夜行性のため昼間は木や落ち葉などに隠れています。夜になると餌となる小さな虫を求めて動き出す習性があるため、暗くなるまではテント内や靴の中に入り込みやすいです。そのためテントを設営するときは周囲に木がない開けた場所を選択するとムカデ対策になります。
夜はランタンの光に集まった虫を捕食しようとランタン近くに発生する可能性があるのでテントの入口付近にランタンを設置しないようにすることである程度対策可能です。