盗塁王が教える盗塁の極意

こちらの動画では、代走の神様として名高い鈴木尚広選手に盗塁の極意を聞いています。

鈴木氏によると、

・リードではリラックスすること

リラックスしておいた方が、一瞬で爆発的なパワーをスタートに活かしやすいとのことです。

・横向きのまま走り出すこと

横向きのまま走り出した方が、スムーズに体が動き成功しやすいそうです。さらに、野球の動作では横向きの状態で力が入るので、そのままスタートすることで成功率が上がると言っています。

受け身の意識は持たないことが大切だそうです。自分の動きの中で行くか行かないかを判断します。

自分の主観でピッチャーの動きを見て、行けるかどうかを判断していたそうです。

横向きのまま走ることと、リラックスすることがカギとなりそうですね。

盗塁のタイムはどのくらいが成功水準なのか?

盗塁するために必要なのは、投手が投げてからキャッチャーに届き、キャッチャーが投げてからセカンドがキャッチするまでの時間を切ることです。

プロでは、クイックモーションで投げてキャッチャーのミットにおさまるまでの時間は平均で1.3秒。

キャッチャーが捕球してから、二塁まで送球する時間は平均2.0秒。合計すると3.3秒です。

つまり3.3秒以内で走れば、捕手が二塁に完璧な送球をしてもセーフになります。

ちなみに、阪神タイガースの盗塁王、赤星憲広選手は、3.2秒ほどで二塁に到達していたそうです。

盗塁成功には、素早いスタートとスライディング技術で、いかにこのタイムを切るかがポイントとなりそうです。

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