実りを感じさせる棚田の風景

(画像=『たびこふれ』より 引用)
<西畑町の俯瞰風景>
ゆっくりと時間をかけて坂を上り続け、ようやく西畑町へ到着
この西畑町は大阪府の東側と奈良県西側にまたがる町で、先述の通りかつては参勤交代やお伊勢参りの経路としてにぎわいを見せていたものの、近年は高齢化や後継者不足に伴い、荒廃が進むような状況だったようです。
そのような中、西畑の美しい風景を後世に残そうと、2002年に「西畑棚田を守る会」が結成されました。

(画像=『たびこふれ』より 引用)
<棚田には人々の愛がこめられている>
2003年には大阪のNPO法人との協力によって「いこま棚田クラブ」が生まれ、棚田を保ち続けるためのさまざまな取り組みが有志によって日々行われています。この棚田の美しさは、地元の人々の努力によって維持されているといっても過言ではないでしょう。
この写真を撮影したのは5月ごろ。水田には苗が植えられ、さわやかな青々しさが感じられます。

(画像=『たびこふれ』より 引用)
<青空と水田>
天気のよい日には青空が水面に反射し、清々しいロケーションを楽しむこともできるでしょう。あたりを見回してみても、あるのは緑の自然や集落だけ。ゆったり気持ちを落ち着けることができます。コンビニのようなものもありませんので、必要なものはお出かけ前に用意しておきましょう。
夕暮れの坂を下る

(画像=『たびこふれ』より 引用)
<いつの間にか夕方に>
そうこうしているうちに日が暮れてしまいました。しかし、お出かけはまだまだ続きます。「帰り道も遠足」といいますから。

(画像=『たびこふれ』より 引用)
<夕暮れの坂道>
夕暮れの下り坂や水田の風景もなかなか乙なもの。どこかしら哀愁を感じさせる、切ない黄昏の帰り道を堪能することができます。

(画像=『たびこふれ』より 引用)
<日暮れ前の田園>