メバルは子供を産む
あまり知られてはいませんが、メバルは卵ではなく、稚魚を産みだす卵胎生のサカナです。
秋から初冬にかけ、繁殖に備えて、荒食いがはじまり、水温が下がった11月ごろから交尾をし、12月から翌年の2月頃まで産卵期が続きます。
メバルは、成長が遅い魚ですが、早い個体では、二歳魚(約12cm前後)から、出産をするようになります。1匹のメバルが出産で産む稚魚は、個体差がありますが、数千~1万匹程度です。
メバルの名前の由来
メバルは、目が大きいことから『眼張』と漢字で書いたり、また、春にシーズンを迎えるので、『春告魚』と当て字で読まれたりします。

(画像=メバルの特徴は何といっても『目』(提供:PhotoAC)、『TSURINEWS』より 引用)
また、漢字では『鮴』と書いてメバルと読むこともあり、これはメバルが水中をホバリングして休む習性から当てられた漢字です。
ちなみに『鮴』は、淡水魚の『ごり・カジカ』と同じですので、鮴が使用されている際は、文脈からメバルかカジカかを判断しましょう。