目次
初夏:本光寺(幸田町)のあじさい
秋:矢勝川堤の彼岸花
初夏:本光寺(幸田町)のあじさい

(画像=『たびこふれ』より引用)
<本光寺 山門>
島原藩主深溝松平家の菩提寺で「三河のあじさい寺」として知られる本光寺は、国の史跡に指定されています。境内には約1万本のあじさいが植えられ、毎年6月にあじさい祭りが開催されます。朱塗の山門へと続く石畳の参道の両脇に咲き誇る様々な色の紫陽花を楽しむことができます。

(画像=『たびこふれ』より引用)
<本光寺 山門に続く石畳の参道のあじさい>
本光寺
- 住所:愛知県額田郡幸田町大字深溝内山17
- 電話:0564-62-1111(代表)
- 営業時間:早朝~日没 ※御朱印は9時~16時
- 料金:無料【東御廟所】拝観料100円
- 駐車場:有(無料/美化協力金300円あり)
秋:矢勝川堤の彼岸花

(画像=『たびこふれ』より引用)
<矢勝川堤の一面の彼岸花>
毎年9月下旬になると、矢勝川堤の全長約2kmにわたって、地元の人々によって育てられた300万本以上の彼岸花が一斉に花をつけ、一面が真っ赤な絨毯に覆われる幻想的な光景が現れます。
愛知県半⽥市は「ごんぎつね」、「⼿袋を買いに」などで知られる新美南吉の出⾝地です。国語の教科書でも⻑らく親しまれている南吉は、⽣まれ育った岩滑地区を舞台に、⾥⼭での暮らしを多く描いています。南吉の歩いた懐かしい⾥⼭の⾵景は、地域の⼈たちの⼿によって、⼤切に守られています。

(画像=『たびこふれ』より引用)
<ごんぎつねの像>
童話「ごんぎつね」に書かれた『ひがん花が赤い布のように咲いている』との描写にちなんで、子どもの頃に南吉と遊んだ経験がある小栗大造さん(当時・新美南吉顕彰会広報部長)の発案により、1990年に大勢の地域住民も参加して彼岸花の球根を植栽されました。秋の彼岸花の時期には「ごんの秋まつり」が開催され、彼岸花がライトアップがされます。
真っ赤な彼岸花の咲き誇る里山の風景を楽しみながら、新美南吉記念館に立ち寄って少しノスタルジックな1日を楽しんでください。

(画像=『たびこふれ』より引用)
<真っ赤な彼岸花>
矢勝川堤
- 住所:愛知県半田市岩滑西町1-10-1 (新美南吉記念館)
- 電話:0569-26-4888
- アクセス:名鉄河和線「半田口」駅下車。
- 「新美南吉記念館」までは、駅から西へ徒歩約20分