目次
リフォームローンと住宅ローンの違い
リフォームローンの変動金利と固定金利の違い
・変動金利のメリットとデメリット
・固定金利のメリットとデメリット
リフォームローンと住宅ローンの違い
リフォームローンと住宅ローンの大きな違いは、利用用途がリフォーム以外も含まれる、借入可能額が高い、返済期限が長い、金利が安いということが挙げられます。またリフォームローンは無担保での借入が可能ですが、住宅ローンの場合無担保では借り入れできません。
高額を借り入れるため金利が低く設定されていますが、その分融資審査は厳しく、審査には2週間以上かかることが多いです。
また、住宅ローンは団体信用生命保険に加入しなければならないケースが多いです。団体信用生命保険とは、借入名義人が死亡したり高度障害状態になったときに、残りの返済額を生命保険で弁済してくれる保険のことです。
借り換えでリフォーム・リノベーションの資金を捻出できる
リフォームやリノベーションをするにあたって、誰しも少しでも資金を捻出したいと思います。そのような場合、現在借入している住宅ローンとリフォームローンの2つのローンをセットとして取り扱いしている金融機関もあります。ローンをひとつにまとめると、リフォーム・リノベーション資金を住宅ローンと同じ金利で借り入れることができる金融機関があるため、リフォーム・リノベーションの機会に借り換えを検討してみるのもよいかもしれません。
リフォームローンの変動金利と固定金利の違い
リフォームローンの金利は、大きく2種類に分けられます。金利が変わる変動金利と一定の固定金利です。
変動金利は期間ごとに金利が見直されます。多くの民間金融機関では、半年ごとの変更を採用しています。金利が下がると返済額は減り、反対に上がると増えます。一般的に5年間は返済額が一定で、変わったとしても最高でも1.25倍までしか増えないという特徴があります。
固定金利は、借入をする際に、毎月の返済額とローン全体の返済額が決まります。金利固定なので、返済計画が立てやすいことや、変動によるリスクを負わなくてよい特徴があります。
なお、金利が上昇し限度を超えた場合については、元金の返済割合が少なくなり、利息の支払い割合が多くなる可能性には注意が必要です。
それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
変動金利のメリットとデメリット
メリット
・金利が下がれば返済額が少なくなる
・固定金利より金利が低く設定される
デメリット
・金利が変わる(上がる)リスクがある
・金利上昇が続いた際には元金の返済が進まなくなる場合がある
固定金利のメリットとデメリット
メリット
・金利が上がるリスクがない
・長期の返済計画が立てやすい
デメリット
・変動金利より金利が高く設定される
・金利が下がっても変わらない