目次
セカンド守備のポイント
日本のセカンドの守備は世界トップクラス!?
セカンド守備のポイント
ここからはセカンドの守備のポイントについてみていきます。セカンド守備のポイントは守備範囲やゲッツー中継プレーなどの要素があります。 セカンドは様々な役割を担っています。しっかりと理解しておきましょう。
そうすることで実際のプレーにも役に立ちます。
セカンドの守備範囲は?
- ゲッツー
- 中継プレー
- セカンド牽制
- 盗塁への対応
セカンドの守備範囲は?
セカンドの守備範囲はかなり広いです。
セカンドベースからファーストベースのファーストが入る手前や、ファースト後方のライト前方、またはピッチャーの後ろからセンターの手前までと広範囲に渡ってカバーします。
さらにバントシフトをしている場合のファーストベースでのカバーリングも大切な仕事です。ファーストが前にチャージするので、セカンドの守備をしている人がファーストのカバーに入る必要があります。
ピッチャーもカバーに入りますがセカンドの方が捕球確率が高く基本的にセカンドが入るようにします。
このように幅広いエリアをカバーするのがセカンドです。
ゲッツー
ランナー、一塁やショートサードに打球が飛んだ場合にセカンドベースに入ります。ゲッツーに備えるためですね。 セカンドベースカバーを素早く入ることで、サードかショートからの送球を受けファーストに送球します。
ゲッツーをとるためにはこのセカンドのキャッチングとスローイングがとても大切です。
ゲッツーはチームを盛り上げるとても大切なプレイです。しっかりと練習をしダブルプレーを取れるようにしておきましょう。
中継プレー(カットプレー)
セカンドの役割として大切なのが中継プレーです。 外野からの送球を引き継ぎ状況に応じて別に投げます。
特に、外野手からのバックホームの場合に、投球スピードが増加しコントロールもますのでバックホームの確率が高くなります。こういったこともメリットです。
しかし、とらないほうが早くホームについてアウトになる場合や、送球が良い場合はあえて取らずそのまま流すことも大切です。
しっかりとした判断が求められます。
セカンド牽制
セカンドにランナーがいる場合、ショートと連携し牽制時にベースに入り牽制球に対応する必要があります。 牽制を取り損ねると外野にボールが抜けランナーが進塁してしまうので、しっかりとキャッチングするようにしましょう。
ある程度のレベルになるとキャッチャーもしくはセカンド、ショートからのプレーで牽制するかを決めます。
サインをしっかりと理解しておきましょう。
セカンドの牽制は比較的よく行われています。しっかりとカバーリングできるようにして置く必要があります。
盗塁への対応
セカンドの役割は盗塁への対応もあります。
ファーストにランナーがいる場合、盗塁をしてきたらセカンドベースに入りキャッチャーからの送球に対応します。
原則的には、左バッターの時はショートがセカンドベースに入るのです。右バッターの場合はセカンドがセカンドベースに入ります。これには理由がありますよ。
左バッターの時はセカンド側に打球が飛びやすく、右バッターの場合はショート側にボールが度は飛びやすいとされているためです。
ただし、打者によって打球を飛ばす方向の確率や、状況によっても変化します。ショートと連携し決める必要があります。
盗塁への対応もセカンドの大切な役割です。盗塁でアウトにできれば試合の流れを引き寄せることができます。しっかりと練習しましょう。
日本のセカンドの守備は世界トップクラス!?
日本のセカンドのレベルは世界にも通用します。こちらの動画は広島の菊池涼介投手の動画です。
難しい打球に飛び込み、スローイングもスムーズでアウトにしていることが分かります。
さらに守備範囲の広さもおわかりいただけることでしょう。
センターへ抜けようかというあたりにも追いつき、アウトにしていることがわかりますね。このように日本のプロ野球のレベルも捨てたものではないことが分かるでしょう。
菊池選手の守備は世界でも注目されています。さらに野球をしている方の中でも役に立つ参考になります。
何回も見直して研究すれば動きの勉強にもなります。