顔が脂っぽいので皮脂を落とすケアをしているのに、なかなか改善しないのは乾燥が原因であると考えられます。では、どのようなスキンケアをしたら良いのか、この記事ではテカリが気になるお肌のケアや習慣をご紹介します。乾燥で皮脂が過剰に分泌している方はぜひ参考にしてください。
目次
油っぽい顔には「脂性肌」と「混合肌」の2種類がある
顔が油っぽくなってしまう意外な原因とは
油っぽい顔には「脂性肌」と「混合肌」の2種類がある
テカリが気になる脂っぽいお肌には、脂性肌と混合肌の2種類が存在します。脂性肌とは、全体的に皮脂が多く分泌しており、ニキビができたりごわつきがあるなどが特徴で、時に男性に多い肌質です。
混合肌とは、おでこや鼻筋など部分的に皮脂が多く、頬などはカサカサしていて乾燥しています。皮脂が多い場所と乾燥している箇所があるため、正しいスキンケア方法が分からずに悩んでいる方も多いでしょう。上記の内容で当てはまる項目がない場合、サロンなどで自分がどの肌質なのかを診断してもらうのが良いです。
顔が油っぽくなってしまう意外な原因とは
ではなぜ顔が脂っぽくなってしまうのでしょうか。ここでは、過剰に皮脂分泌が起こる原因をご紹介するので、まずは原因を理解しましょう。
油っぽい顔の原因①乾燥
皮脂が大量に分泌してしまうのは、肌が乾燥していることが原因であると考えられます。乾燥から肌を守ろうとする働きが起こり、皮脂が過剰に分泌され、結果として顔が油っぽくなってしまうのです。
「テカリが気になるから保湿ケアはしない」と考えている方、実はスキンケア方法が間違っている可能性もあります。乾燥が原因なら保湿をしたほうが良いので、皮脂を抑えるアイテムや必要な潤いまで落としてしまうケアをしている場合には見直しが必要です。
油っぽい顔の原因②間違ったスキンケア
普段のスキンケアは正しく行えているでしょうか。正しいと思ってやっていたスキンケアが逆にお肌に負担を与えている可能性も考えられます。
特に皮脂が多い方は洗浄力の強い洗顔料やクレンジングを使ったり、そもそもゴシゴシと洗ったりタオルで顔を拭いたりしていないでしょうか。
もちろん保湿をしないというのも間違いです。汚れが落ちないのであれば、しっかり毛穴を開き、優しくクレンジング料を毛穴に入れることを意識してください。
油っぽい顔の原因③ホルモンバランスが乱れている
しっかりとスキンケアをしているのに油っぽさが残ってしまうのは、ホルモンバランスが乱れているかもしれません。いくら外側からのケアをしても、内側からのケアを怠っていては意味がありません。
特に女性は生理があったりストレスなどを抱えるとホルモンバランスが崩れ、それが刺激となって皮脂が過剰に分泌されることもあります。
ホルモンバランスの乱れは知らぬ間に起こるため意識しにくいのですが、普段からストレスを溜め込まない、適度な運動をするなどしてホルモンが崩れないようにするのが良いです。
油っぽい顔の原因④紫外線
紫外線の影響も大きいと言えます。紫外線と言えばシミやシワができるイメージがありますが、過度な量を浴びてしまうと肌の水分が奪われてしまい、乾燥肌となり皮脂が分泌されてしまいます。
紫外線は肌が焼けて見た目が悪くなったり、細胞を酸化させる活性酸素を大量に作る働きもあり、美容にとって良いことは一つもありません。老化の8割は紫外線が影響しているとも言われており、脂性肌や混合肌を作る要因の一つとも言えるでしょう。
油っぽい顔の原因⑤食生活
食生活はどうでしょう。普段からコンビニ弁当や惣菜、ジャンクフードなどが多い食生活を送ってはいませんか?脂っこいものや甘いものなどには栄養よりも体の組織を壊してしまう成分が多く入っているので、外食が多い方は食べる物で肌が負担を受けている可能性があります。
また糖質を摂りすぎているのもよくありません。糖質の取り過ぎからも皮脂が大量に分泌されるため注意が必要です。野菜などの栄養不足も考えられますが、まずは体に悪いものを食べないことから始めると良いでしょう。