目次
●タイミング別で見る「好まれる理由」
●夜は湯船に浸かって朝はシャワーという手も

お風呂の入り方は人それぞれ。何が正解という明確な答えはないものの、周囲の人がどんな入り方をしているのか気になることはあるだろう。

実は、女よりも男の方が朝風呂派が多いと言われている。今回は、本当に朝風呂派が多いのか、その理由は何なのかを紹介していく。また、そもそもお風呂の入り方に差が生まれる理由にはどんなものがあるのかもまとめるので、今後のお風呂の入り方を考えるきっかけにしてみてはいかがだろうか。

●タイミング別で見る「好まれる理由」

男は朝風呂派が多いって本当?お風呂の入り方に差が生まれる理由とは
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

お風呂の入り方は大きく分けると「朝風呂派」と「夜風呂派」、そして「朝晩両方派」に分かれる。何度も言うが、どれが正しいという答えはない。

しかし、それぞれにメリットがあるから好みが分かれるのではないだろうか。他の人はどんな理由で現在の入り方をしているのか見ていこう。

朝風呂を好む理由

仕事から帰ってきてヘトヘトの状態で、どうしてもお風呂に入ろうと思えない。そんな気力がわかない。とにかく今すぐ寝たい。そんな人が好むのが朝風呂だ。どんなに眠くても、朝風呂に入れば目が覚めて気持ちがシャキッとし、仕事前に気合を入れるのにちょうどよいという意見もある。顔を洗うのでも同じような効果が得られるが、それではもの足りない人は朝風呂に入るのがよいだろう。

また、顔を洗ったり寝癖を直したりする手間が省けて一石二鳥、という声も多い。確かにお風呂で体をまるごと綺麗にできるし、どんな頑固な寝癖もシャワーを浴びれば完全に直る。時短や効率化が好きな人には、夜風呂よりも朝風呂の方が好都合なのだ。

夜風呂を好む理由

帰宅したらすぐお風呂に入る人や、寝る前に入る人などを含めて夜風呂派とする。コロナ禍では帰宅後のシャワーが感染予防として挙げられていることもあり、夜風呂派が増加傾向にあるのではないだろうか。

夜風呂派を好む人の多くは、「その日の汚れはその日のうちに落としたい」と考えているようだ。外出したのにそのまま布団に入るのが嫌だという意見が多い。中には、外出の有無に関わらず、毎日寝る前までにお風呂に入ってからでないと気持ち悪くて寝られない、という人もいる。とにかく、綺麗好きは夜風呂一択なのだ。

さらに、就寝時間より1~2時間前に入浴をしておくと、寝つきが良くなるとされている。入浴剤などを使用してゆったりと湯船に浸かることで、疲れを癒すのもアリだ。

朝晩両方入るのを好む理由

朝か夜か、という二択ではなく、両方入っているという人もいる。毎日そうしているという人もいれば、その時の気分次第という人もいるが、共通しているのは「両方入った方がスッキリするから」という意見だ。

夜はその日の疲れと汚れを落とすために、朝は寝ている間にかいた汗を流すためにお風呂に入りたいと考えが多い。30代に突入すると、段々と加齢臭が気になってくる。自分の臭いには自分では気づきにくいため、念のために朝晩体を洗っているというケースもある。

少数派ではあるが、「もし地震などの災害によって急にお風呂に入れなくなった場合を考えて、入れる時は朝晩入るようにしている」という声もあった。いつ何があってもいいように準備しておくスタンスは見習いたいものだ。

ただし、朝晩2回お風呂に入ることで余分な皮脂まで洗い流してしまい、肌が乾燥したり荒れたりする可能性がある。1日に何度もシャワーを浴びる場合は保湿を忘れずに行ってほしい。

●夜は湯船に浸かって朝はシャワーという手も

お風呂の入り方のポイントは、疲れている時や寝つけない時は、体を芯から温めるために湯船に浸かること。朝起きた時、何だか気分が乗らずエンジンがかかるまでに時間がかかる人は、朝風呂に入って心身ともにリフレッシュさせてみよう。

どちらが自分に合っているかよくわからないという人は、夜は湯船に浸かって朝はシャワーを浴びてみてもよい。