野球のイニングとは、攻撃または守備を行う間隔のことを指します。

サッカー・バスケ・ラグビーなどのスポーツは攻守が目まぐるしく入れ替わりますが、野球はイニング制を採用しているスポーツでは、決められたアウトカウントを取ったときに攻守が入れ替わります。

それではイニングについてより詳しくみていきましょう!

目次
野球におけるイニングとは?
延長に入ったらどうなるのか?

野球におけるイニングとは?

野球のイニングとは?意味や平均時間について解説!
(画像=『SPOSHIRU』より 引用)

先攻と後攻の1回ずつ攻撃することが1イニングです。イニングには表と裏があり主にプロ野球だと裏がホームチームの攻撃になります。

プロ野球だと9回まで行われています。 また日本のプロ野球だと5回、アマチュアだと7回で試合成立となります。

そのため、試合が成立していて雨などで試合が終わった場合、5回もしくは7回を超えていた場合はその時点でリードしているチームの勝利となるわけです。

最終イングはプロ野球では9回です。それで勝負が決しない場合は延長戦が行われます。延長戦におけるルールではそのイニングが終了した時点でリードしていた方が勝ちとなります。

プロ野球は現在12回まで行われています。12回を超えた場合は引き分けとなるわけです。メジャーリーグでは延長戦が決着がつくまで行われています。そのため15回17回といくらでも試合が続くのです。

このように 競技団体などによってイニングルールがことなるのでしっかり理解しプレイ、観戦しましょう。

延長に入ったらどうなるのか?

野球のイニングとは?意味や平均時間について解説!
(画像=『SPOSHIRU』より 引用)

規定イニングで勝敗が決定しない場合は延長戦に入ります。

延長戦ではどちらかのチームがリードしたままイニングを終えた、もしくは確定した場合に勝敗が決します。そのため裏のチームが表のチームより1点でも多く獲得した場合、その時点でゲームセットとなるのです

また試合時間の兼ね合いで延長戦が行われない場合もあります。プロ野球でも事例があり震災の影響があった2011年と2012年は両リーグとも試合時間が3時間30分でした。

そのため3時間30分後に迎えた場合はそのイニングで終了し次の延長イニングを行わないというルールだったのです。

なので引き分けが多くなり引き分けを狙う戦術などが見受けられました。

このように試合時間制限や延長回数なども各競技団体によって異なるのです。最近では高校野球においてはタイブレーク制度と呼ばれるものが導入され始めています。タイブレーク制度については次の事項で説明します。