キャリー・ザ・サンの基本情報

【キャンプギアレビュー】ソーラー充電式ランタン「キャリー・ザ・サン」のサスティナブルな試み
(画像=『cazual』より 引用)

キャリー・ザ・サンのラインナップは、「スモール」「ミディアム」「レインボーミディアム」「コラボレーション」の4種類。ここではもっともコンパクトな「スモール」について、基本的な情報をお伝えします。

ポリエチレンテレフタレート(PET)で作られた本体は、まるで折り紙のように折りたたむことができます。たたんだときの厚さは、わずか1.2cm。重量は57gと、ランタンとしては非常に軽量です。

【キャンプギアレビュー】ソーラー充電式ランタン「キャリー・ザ・サン」のサスティナブルな試み
(画像=『cazual』より 引用)

使い方は至ってシンプル。本体の上下に備わったベルトをつかみ、引っ張って展開します。続けて本体上部のボタンを押し、点灯させるだけです。点灯パターンは、弱(15ルーメン)・強(30ルーメン)・点滅の3種類。ボタン操作で切り替えられます。

明かりの色は、暖色の「ウォームライト」と、白色の「クールブライト」の2色。購入時にどちらにするかを選べます。

間接照明のようなやさしい明かりが持ち味

【キャンプギアレビュー】ソーラー充電式ランタン「キャリー・ザ・サン」のサスティナブルな試み
(画像=『cazual』より 引用)

気になる明るさについてですが、キャンプ用として販売されている他社のLEDランタンとくらべると、決して明るいほうではありません。

しかし手もとを照らすのに必要十分な光量があり、間接照明のようなやさしい光り方がなによりも魅力的です。全体に張りめぐらされた糸が光で浮かび上がる様子は、まるで芸術品のよう。

明るさがひかえめであるいっぽう、点灯時間の長さは十分です。5〜7時間の充電により、強モードで10時間、弱モードで15時間連続で使用できます。本体がやわらかいため地面に落下しても破損しにくく、皮膜で覆われたユニットにはIP67相当の防塵・防水性能も。

日中に充電しておけば、一晩中、なんの心配もなく使えます。この安心感もまた、支援先の人たちにとっての心強さにつながるのでしょう。