打率とは、打数あたりの安打割合を示すものです。
過去の打撃成績から安打を放つ割合を示したもので、どれだけその選手がヒットを打てているかを表す重要な指標です。
ちなみに、打率を計算する上で大切になるのが打数です。打数と打席数には明確な違いがあり、多くの打撃成績で用いられるのが打数なのです。
打率は3割を越えれば良いと言われており、多くの打者がこの3割の壁に常に挑んでいます。
そんな中で3割を17年以上続けた選手もいるのです。皆さんが知っているあの選手ですよ。
打率とは?!
打率とは、打数あたりの安打割合のことです。
過去の打撃成績から安打を打つ確率を表すものです。
他の要素が絡むことが少ないことから、選手の能力を純粋に示すことが可能だと言われています。
ちなみに、打率をつくったのは、イギリス人ジャーナリスト、ヘンリー・チャドウィックです。1859年に、クリケットを参考にしながら作ったと言われています。
このように打率とは、ヒットを打てる確率をあらわす指標のことで、イギリス人によって作られたのです。
打率はどうやって計算するの?
打率は安打数を打数で割って計算します。
要するに、バッティングをした打席のうち、どの程度ヒットを打てるかというのを表しています。
ただし、打席に立った回数全部が打数に入るわけではありません。
打者がバッターボックスに立った回数を打席数といいます。そこから四球、死球、犠打、犠飛、打撃妨害、走塁妨害を引いたものが、打数なのです。
自分ではどうしようもない要素を、打席数から引いたものと考えればわかりやすいでしょう。
打率は、打者の純粋な安打製造度を示している指標と言えます。