目次
資産運用で失敗しないための注意点
・分散投資・長期投資で行う
・必ず余剰資金で行う
まとめ
資産運用で失敗しないための注意点
資産運用で失敗しないための注意点をご紹介します。
分散投資・長期投資で行う
資産運用するときには、投資できる金額(資金)を1つの金融商品にすべて投資するのではなく、いくつかの金融商品に分散して投資することが大切です。分散投資をしていると、1つの金融商品で損失が発生したとしても、残りの投資先でカバーでき損失を最小限に抑えられます。
また資産運用は、短期的に高いリターンを狙うのではなく、長期間にわたって金融商品に投資すると複利効果を得られて保有資産を増やせます。複利とは、利子を元本にしてさらに投資することです。投資期間が長いほど複利効果が働いて、資産を増やすことが期待できます。
必ず余剰資金で行う
資産運用は、手持ち資金のすべてで行うのではなく、必ず損失が発生しても日常生活や緊急時に支障が出ない余剰資金で行いましょう。
例えば生活費も含めた全財産で株式に投資をしてしまうと、損失が発生した場合に財産が0円になってしまうかもしれません。またすべてを資産運用に回すと、ご自身や家族に急に多額の医療費が必要となったり、急な支出が必要になった場合でも対応が難しくなってしまうかもしれません。
家族が多ければ、それだけ生活費も多く確保する必要があるでしょう。そのため最低限の貯蓄ができていない場合は、資産運用を始める前に貯蓄をして資産を形成することが先決です。
まとめ
資産運用とは、金融商品や不動産などに投じて資産を増やす行為です。しかし短期間で資産が2倍、3倍に増えるような商品はリスクが高いです。安定した資産運用を目指して、投資の基本である「長期・積立・分散」を目指しましょう。
まずはつみたてNISAやiDeCoで口座を開き、手数料の低い投資信託を購入して、慣れてきたら他の運用にチャレンジしてみましょう。
そして私たちが投資をするということは、政府や企業の成長を支え「経済成長を支える」という意義にもつながります。資産運用を始めることで社会の仕組みや動向にも自然と目が向くようになります。
※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。
提供元・RENOSYマガジン
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