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実際に内定が取れた志望動機の作り方
ホテル業に特化した志望動機の例文3選

実際に内定が取れた志望動機の作り方

【例文付き】ホテル業界に特化した志望動機の作り方|事前準備とNG例も解説
(画像=『キャリアゲ』より引用)

ここからは、実際にホテル業界への志望動機を作成する手順を解説します。

実際に内定が取れた志望動機は基本的に以下の3つの条件を満たしています。

  • 自分の持つどのスキルがホテル業界の仕事に役立つかが明確
  • 結論から先に書かれている
  • 具体的なエピソードが盛り込まれている

ではそれぞれの項目について分かりやすく紹介していきますね!

1.ホテル業界に関連性の高いスキルをアピール

志望動機に欠かせないのが、「自分はこのスキルがあるから、この仕事に活かすことができる」というスキルのアピールです。

当たり前のことですが、ここでホテル業界と関連の薄いスキルをアピールしても意味はありません。

ホテル業界の仕事で活かせるスキルには、

  • 接客スキル
  • 語学力(英語・中国語など)
  • 体力
  • ホスピタリティ
  • 柔軟性

などがあります。

語学力はTOEICなどで具体的にスコアがあるためアピールはしやすいですね。

その他、ホスピタリティや柔軟性の部分などは数字で測れるものではないため、どのような経験を通してどのレベルのスキルを身につけているのかをなるべく明確に伝えましょう。

2.志望動機は結論から先に述べる

志望動機を書く時に、やってしまいがちなこととして多いのが、「だらだらと作文のように書いてしまう」ケース。

例:「私はこれまで○○をして、△△だったので、□□と感じ、御社を志望しました」

これでは採用担当側も読む気がしませんし、結局何が言いたかったのかが分かりづらく印象に残りません。

内定が取れる志望動機は「結論が先」に書かれているのが特徴です。

この場合、一番最初に「私は○○という点で御社を志望しました」から始め、「なぜなら、」とその先に理由を続けるのが正しいやり方です。

ダルマちゃん 志望動機に関わらずビジネスの場では常に「結論から先」を心がける必要があるよ。今から習慣にしておこう!

結論から先に述べることで、その志望動機は相手(採用担当者)の頭にスッと入っていくのです。

そして、その結論の部分が相手の印象に強く残るため、あなたという人のアピールポイントを確実に伝えることができるメリットがあります。

3.具体的なエピソードを盛り込む

志望動機には具体的なエピソードを盛り込むのが効果的です。

なぜなら具体的なエピソードを絡めることで、その志望動機が「単にどこかしらからの受け売りではない」と分かり、より個性を持つからです。

ホテル業界の志望動機には、ホテルに関わるエピソードを盛り込むのが自然です。

エピソードを盛り込む際には、

  1. 過去の宿泊経験を簡潔にまとめる
  2. その宿泊経験がどのように志望動機につながったのか

を明確にしましょう。

ダルマちゃん ただの思い出話になったら意味がないからね。きちんと「その経験がなぜ志望動機につながったか」を書いておくように!

ホテルに関わるエピソード以外にも、接客や旅行経験など、さまざまなエピソードを盛り込むことができます。

あまりにもたくさんのエピソードを盛り込むと話が長くなりすぎるため、志望動機には最も関連性の高いエピソードを厳選して1つ選ぶようにしましょう。

エピソードを語る際には盛り込むべき要素が5つあります。

  1. 経験
  2. 問題
  3. 行動
  4. 結果
  5. 結論

この5つの要素はまさにこの順番で語られることがベスト。

例を挙げておくと以下のようになります。

私は○○で○○を経験しました。(経験)
その過程で○○の問題に直面しました。(問題)
そのため、私は○○を試みました。(行動)
その結果、○○になりました。(結果)
この経験を活かして貴社で○○として貢献していきたいと考えています。(結論)

意識的にこの形に当てはめてエピソードを盛り込むと、志望動機に説得力を持たせることができ、企業に伝わりやすくなります。

ホテル業に特化した志望動機の例文3選

【例文付き】ホテル業界に特化した志望動機の作り方|事前準備とNG例も解説
(画像=『キャリアゲ』より引用)

志望動機の書き方が理解できたところで、最後の章では具体的な例文を3つ紹介しておきます。

ここでは、

  • 自身のエピソードを盛り込んだ例
  • 企業研究の成果を存分に活用した例
  • これまでの経験を盛り込んだ例

の3つを紹介します。

いずれも、実際に内定が取れた「勝てる志望動機」です。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

1.具体的なエピソードを盛り込んだ例

私は幼少時代から、年に一度の家族旅行で御社の系列である○○ホテルに滞在してきました。子供ながらに、ホテルの持つ独特な特別感や高級感に胸が高まっていたことを覚えています。ホテル業界を志望したのは、その家族旅行の経験からホテルに対する強い憧れを抱いていたからです。
○○ホテルのスタッフの方が、足の悪い祖母を気遣い、常に荷物のケアや気遣いの言葉をかけてくださっていたことがとても印象に残っています。これほど有名でお客様の多いホテルでも、一人一人のお客様を大切にされている御社のソフト面に感銘を受けました。
私自身もぜひ御社で、お客様に寄り添った対応のできるホテルマンを目指したいと思う所存です。

ダルマちゃん 幼少時代に実際に訪れたホテルで思い入れがあることがしっかり伝わるね。これだと他のホテルでもいいでしょ、なんて思われることはないよ。

2.企業研究の成果を存分に活用した例

私は、訪日外国人のお客様へのおもてなしに注力している御社のサービスに強く惹かれ、志望さえていただきました。私自身も海外旅行が好きで、これまでに多くの国へ訪れました。海外という慣れないところで、何度ホテルのホスピタリティに心を打たれたか分かりません。
訪日外国人に「日本のおもてなし」をもっと知ってほしいと感じるとともに、その場に自分も関わりたいと強く思っています。これまでの海外旅行経験を活かし、ぜひ御社の一員としてハイレベルのサービスをお客様に提供したいと考えております。

ダルマちゃん 外国人客にターゲットを絞っているホテルだからこそ、働きたいと思ったということがよく伝わるね。自分自身が海外のホテルの対応に助けられた経験があるのも分かりやすくてGOOD!

3.アルバイトなどの経験を盛り込んだ例

私は学生時代のアルバイトで、ホテルでの宴会のサービス業務を経験し、接客の仕事の素晴らしさを身をもって体験しました。また、同じホテルで働くフロントやレストランのスタッフの方々の姿を目の当たりにし、自分自身もいつか必ずホテルを舞台に活躍したいと思うようになりました。
御社のホテルは客室数が県内でも群を抜いて多く、規模の大きいホテルです。たくさんのお客様が訪れるホテルでありながら、ホスピタリティに関わる口コミが常にトップレベルである御社は、まさにホテルの中のホテルです。
接客の仕事で高みを目指したいと考える私にとって、御社以外の選択肢はありません。これまで身につけた接客スキルを活かしながら、御社でさらにスキルアップができればと思う所存です。

ダルマちゃん ホテル業界に興味を持った理由を自身のアルバイト経験と絡めて説明、その中でもそのホテルを選んだ理由も明確だね!