目次
3、失敗しないように押さえておくべきダイブコンピュータを選ぶポイントは?
 ・▶視認性の高さ
 ・▶︎バッテリーの種類
 ・▶︎素材
 ・▶︎おすすめの+α機能(エアインテグレーション機能、GPS機能、Bluetooth機能)
4、初心者におすすめダイブコンピュータのメーカー、ブランドって?
 ・▶︎SUUNTO 「D5」
 ・▶︎AQUALUNG 「Calm plus+」
 ・▶︎mares 「PUCK PRO+」
 ・▶︎TUSA 「DCSolar Link IQ1204」

3、失敗しないように押さえておくべきダイブコンピュータを選ぶポイントは?

▶視認性の高さ

ディスプレイが見やすいかどうかは、ダイブコンピュータを選ぶ上で最重要ポイント。水深が深くなればなるほど太陽の光は徐々に弱くなり、洞窟内やナイトダイビングではさらに弱い光になる。そんな中でもディスプレイの文字が間違いなく見えることが、安全なダイビングのためには必須条件。

ディスプレイ上には、どの機種にもバックライトは備わっているものの、現在水深や潜水時間、無限圧潜水時間などいくつものデータが表示されている中で、その時に欲しい情報をすばやく理解することが大事だ。視認性の高さは、画面のサイズや、液晶カラーディスプレイなどによって変わってくる。販売店などで実際に着用し、自分の視力などにも合わせて選ぶことをおすすめする。

【ダイブコンピュータ編】いまさら聞けない、ダイビング器材の基礎と失敗しない選び方!
(画像=大きさやディスプレイの色はダイブコンピュータやメーカーによってさまざま、『オーシャナ』より引用)

▶︎バッテリーの種類

ダイブコンピュータは電子機器なので、もちろんバッテリー駆動だ。バッテリーのタイプには、ボタン電池式、ソーラー充電式、USB充電式の3つがあり、それぞれで特徴がある。

ボタン電池式

自分で電池交換できるタイプもあるが、一般的にはおおよそ2年に1度、ダイブコンピュータメーカーや販売店、器材オーバーホール専門店などに出して電池交換をしなければならない。そのため電池切れに気がつかず使えなかった…なんてことも。しかし、専門家の目に触れるからこそのメリットがある。それは、電池交換と一緒に耐圧検査をしてくれるので、ダイビング中に急に壊れてしまうというトラブルが未然に防げるのだ。

ソーラー充電式

太陽光の下に置いて充電をする。付属の充電器を持ち運んだり、定期的な電池交換も不要なのが最大のメリット。ただし、ディスプレイを保護するためのプロテクターを付けていたり、室内などの蛍光灯の下に置いて充電する場合、光量が足りず、フル充電まで時間がかかってしまうので注意が必要だ。いざダイビングで使ったときに、充電切れなんてことは避けたい。機種によって、現在の明るさで必要な充電時間がわかる機能が付いているAQUALUNG 「Calm plus+」などものもあるので、参考にしていただきたい。

USB充電式

専用のクリップで挟んだりマグネットで繋いだりして充電する。専用の付属品を持ち運ぶ手間が増えてしまうが、ソーラー充電式と違って一定時間が経てば確実に充電されるので安心だ。

【ダイブコンピュータ編】いまさら聞けない、ダイビング器材の基礎と失敗しない選び方!
(画像=専用クリップで挟んで充電するTUSA「TC1 IQ1301N」、『オーシャナ』より引用)

▶︎素材

ダイブコンピュータをはじめとするダイビング器材は、冷たい水と温かい陸上を行き来することで、目には見えない収縮を繰り返していたり、水圧という大きな力も受けている。ダイビングを長く続けていきたいという人は、壊れにくい素材を選ぶのもいいだろう。ベゼルやボタンがすべてプラスチックでできているものから、さまざまな硬さのある樹脂、そして最も壊れにくい金属などがある。ベゼルだけでも金属のものにすることで、ディスプレイへの負担が軽減し、劣化は遅くなるので、自分のダイビングの頻度も考慮して選んでみよう。

【ダイブコンピュータ編】いまさら聞けない、ダイビング器材の基礎と失敗しない選び方!
(画像=ベゼルが金属でできているSUUNTO 「D5」、『オーシャナ』より引用)

▶︎おすすめの+α機能(エアインテグレーション機能、GPS機能、Bluetooth機能)

ダイブコンピュータの機種によっては、「トランスミッター」と呼ばれる小型機器をレギュレーターのファーストステージに取り付けることで、ダイブコンピュータにタンク残圧とエア消費量などのデータを表示させることができる「エアインテグレーション機能」が備わっているものもある。手元でタンク残圧を確認できるため、残圧管理がしやすくなったり、ダイビング毎にエア消費量をデータとして残しておくことができればどこでどのくらいのエアを消費したのかがひと目でわかり、ダイビングのログをより詳しく付けることができる。

他には「GPS機能」が備わっているものもある。ボートダイビングでポイント名はインストラクターから教えてもらったものの、それが具体的に地図上でどのあたりなのかわからない…ということはないだろうか。そんなときに、GPS機能があれば、ダイビングのエントリーとエキジットポイントが記録され、よりダイビングを楽しむことができるはず。

また、最近は多くのダイブコンピュータに備わっているが、「Bluetooth機能」もおすすめ。スマートフォンでログを転送できるので、いつでもどこでもログを確認することができる。

【ダイブコンピュータ編】いまさら聞けない、ダイビング器材の基礎と失敗しない選び方!
(画像=エアインテグレーション機能で残したデータをBluetooth機能でスマートフォンに転送できる。、『オーシャナ』より引用)

4、初心者におすすめダイブコンピュータのメーカー、ブランドって?

AQROSの向山氏は、「基本的にどのダイブコンピュータを選んでも、レクリエーショナルダイビングなら不自由なく楽しむことができます。あとは、自分のダイビングへのモチベーションや頻度を見極めて、機能や素材を選んだり、デザインを重視するのもいいと思います」と話す。その中でも初心者におすすめしたいダイブコンピュータをいくつかご紹介。

▶︎SUUNTO 「D5」

【ダイブコンピュータ編】いまさら聞けない、ダイビング器材の基礎と失敗しない選び方!
(画像=写真提供:AQROS、『オーシャナ』より引用)

ダイビング後にはお気に入りのストラップに付け替えることもできて、タウンユースにも最適なスタイリッシュなデザインが特徴のモデル。一般的なダイブコンピュータのディスプレイ表示は英語の略式であることが多いが、液晶カラーディスプレイだと日本語表示に切り替えることができるのも嬉しいポイント。フリーダイビング向けの機能も備わっている。

▶︎AQUALUNG 「Calm plus+」

【ダイブコンピュータ編】いまさら聞けない、ダイビング器材の基礎と失敗しない選び方!
(画像=写真提供:AQROS、『オーシャナ』より引用)

Bluetoothを搭載したソーラー駆動の“メイド・イン・ジャパン”ダイブコンピュータ。特長のひとつとして、光量に対する所要充電時間を表示する機能が付いているので、家の窓際や曇りの日に充電したい場合、充電するのに十分な光量が足りているのかわからない、という心配もなくなる。カラーバリエーションも豊富なので、自分のお気に色を見つけよう。

▶︎mares 「PUCK PRO+」

【ダイブコンピュータ編】いまさら聞けない、ダイビング器材の基礎と失敗しない選び方!
(画像=写真提供:AQROS、『オーシャナ』より引用)

イタリア発のブランドであるmares。この機種はボタンが一個だけというミニマルなデザインが特徴的。自分で電池交換もでき、操作が簡単なので初心者にも使いやすいモデル。

▶︎TUSA 「DCSolar Link IQ1204」

【ダイブコンピュータ編】いまさら聞けない、ダイビング器材の基礎と失敗しない選び方!
(画像=写真提供:AQROS、『オーシャナ』より引用)

4つのモード(ダイビング、ナイトロックス、フリーダイビング、ゲージ)に対応。さらに減圧症の対策として、一般的なダイブコンピュータと比べ、より細やかな計算を行っており、M値(ダイビングにおいては、無減圧限界時間で潜れる最大限の体内の窒素圧)警告機能も付いている。
※店舗での限定販売