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ニューヨーク大学、フォード、Spotifyが共同で調査
通勤後2時間ポジティブな気分続く
ニューヨーク大学、フォード、Spotifyが共同で調査
通勤・通学で車を使うとき、運転中に音楽をかける人は多いでしょう。
お気に入りの曲で気分を高めたり、歌って声の調子を確認したり、ドライブ中のBGMが一日のはじまりを良いものにしてくれると言っても過言ではありません。
そんな通勤・通学中に最適な曲を自動車メーカーのフォードが音楽配信サービスのSpotify、そしてニューヨーク大学に調査を委託しています。
バイブスが上がるノリノリな曲が気分を高めることは誰しも予想できるかもしれませんが、メランコリックな雰囲気の悲しい、暗い曲も気分を高めるという意外な結果が報告されました。
通勤後2時間ポジティブな気分続く
この調査では、ドライバーにいくつかのプレイリストを朝の通勤中に聴いてもらい、その直前、直後、その後1時間ごとの気分をアンケートで確認するというテストをフランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリスで実施。
その結果、ハッピーな気分になれる明るいアップテンポな曲のほか、プレイリストに含まれていたJustin Bieberの「Sorry」や、ABBAの「The Winner Takes it All」、The killersの「Mr. Brightside」といった、悲しげな曲、暗めな曲もドライバーの気分に良い影響を与えるということがわかったようです。
悲しげな曲が良い気分にさせてくれるという意外な結果ですが、「困難な経験を乗り越えて学んだことを思い起こし、良い気分になるのかもしれない」としています。
さらに、こうした曲は運転中だけでなく、通勤後2時間も良い気分を持続させてくれる可能性があるとも報告されました。