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英語以外の言語の通訳になりたい人におすすめの資格
政府が認定している資格のほうが信頼度が高いケースが多い

英語以外の言語の通訳になりたい人におすすめの資格

英語以外にも韓国語や中国語などの言語の通訳になりたい人もいるのではないでしょうか。

以下では、韓国語や中国語の通訳になりたい人におすすめの資格をご紹介します。

韓国語の通訳を目指す場合は「TOPIK」

通訳になりたい人におすすめの資格とは?国家資格や難易度について解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

韓国語の通訳を目指す場合は「TOPIK」と呼ばれる韓国語能力試験がおすすめです。

韓国語能力試験は、大韓民国政府の教育省が実施する唯一の試験である世界で70ヵ国以上で開催されている国際的な資格です。

TOPIKⅡ(中・上級)を受けると、6級から3級に振り分けられます。6級が最上級で、専門的な内容でも理解できることを証明できます。

韓国で仕事をするときには、6級の取得がスタートラインです。通訳をする場合も6級の取得は最低限必要だといえるでしょう。

中国語の通訳を目指す場合は「HSK」

通訳になりたい人におすすめの資格とは?国家資格や難易度について解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

漢語水平考試(HSK)は、中国政府認定の中国語能力試験で日本で最も受験されている中国語検定です。

筆記と口頭試験があり、筆記は1級~6級・口頭試験は初級・中級・高級の3段階に評価が別れます。筆記の6級が一番レベルが高く、5000語以上の常用中国語単語の語彙力を持っていることを証明できます。

参考:HSK各級の一覧表

ビジネスレベルを証明するためには、6級を取ってスタートラインに立てるレベルだと言われています。

医療通訳専門技能認定試験も中国語の試験を行っています。通訳の中でも医療通訳になりたい人は、医療通訳専門技能認定試験を受けることを考慮に入れてみてはいかがでしょうか。

政府が認定している資格のほうが信頼度が高いケースが多い

民間の言語の資格はたくさんありますが、政府が認定している資格のほうが信頼度が高い傾向にあります。英語に関する資格は多々ありますが、その他の言語については、政府が認定している資格を探して受けることをおすすめします。

例えば、先ほど紹介した韓国語・中国語の試験以外にも、フランス語の場合、フランス語能力認定試験(TEF)があります。パリ商工会議所による世界共通のフランス語能力試験なので、信頼度も高いです。