■バーチャル旅行のデメリット
バーチャル旅行はメリットだけではない。以下2つのデメリットも考えられるため、良い点・悪い点の両方を理解した上で利用を検討しよう。
【デメリット1.快適なネット環境が必要】
バーチャル旅行はインターネットを用いて行うため、快適なネット環境が必要だ。インターネットの速度が遅い場合、現地の映像が乱れたり表示が遅れたりするため、心置きなく楽しむことができない。
また、バーチャル旅行を最大限楽しむためには、VRゴーグルやスピーカーなど、周辺機器の準備も必要だ。場合によっては初期費用が高額となるため注意しよう。
【デメリット2.現地のアクティビティを体験できない】
バーチャル旅行は映像で楽しむものなので、現地のアクティビティを体験できない。旅行の醍醐味である現地体験ができないのは大きな難点だと言える。
また、現地の食事も堪能できないため、物足りなさを感じる人もいるだろう。とはいえ、お土産を郵送で届けてくれるサービスも一部あるため、現地の食材を楽しむことも可能だ。
■バーチャル旅行を体験できるサービス
バーチャル旅行を体験できる代表的なサービスを2つ紹介しよう。
【サービス1.JTBオンラインツアー】
JTBオンラインツアーは、Zoomなどのアプリを用いてバーチャル旅行を体験できるというものだ。
開催時間になったら指定のURLにアクセスするだけなので、初めて利用する人でも簡単にバーチャル旅行を行える。
旅行できる場所は海外の有名所だけでなく、国内の沖縄や岩手などにも対応している。海外・国内のネットワークに実績のあるJTBだからこそのオンラインツアーだと言える。
【サービス2.HIS オンライン体験ツアー】
HIS オンライン体験ツアーは、国内最大級の品揃えを誇るサービスである。国内から海外まで幅広く扱っているため、「バーチャル旅行でさまざまな場所に行きたい」という人におすすめだ。
また、オリジナルの専用端末「CREWL(クルール)」を使用すれば、より臨場感溢れるバーチャル旅行を可能とする。操作方法は比較的に簡単であるため、機器の操作に不慣れな人でも安心して楽しむことができる。
■まとめ
今回は、バーチャル旅行のメリット・デメリット、体験できる代表的なサービスを解説した。
新型コロナウイルス感染症が流行する中、自宅で観光するバーチャル旅行に注目が集まっている。旅行プランを予習できる、低コストで観光できるなど、さまざまなメリットが見込める。
本記事を読んで興味が湧いた人は、バーチャル旅行を一度体験してみてほしい。
提供元・男の隠れ家デジタル
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