カーボングラファイトのグリルプレートとは
そんな数あるグリルプレートの種類の内の1つが「カーボングラファイト素材のグリルプレート」です。カーボングラファイト素材を使用しているとどういったメリットがあるのかなど、特徴を含め簡単に解説をしていきます。
そもそもカーボングラファイト素材って何？
最初にカーボングラファイト素材とはどういう素材なのかを頭に留めておきましょう。一般的なアウトドア調理器具はアルミや鉄など、金属製の製品が多いです、カーボングラファイトは金属ではありません。
炭素から不純物を取り除いたものをカーボングラファイトと呼びます。非常に炭素の純度が高い素材であるカーボングラファイトだからこそ得られるメリットがあります。
カーボングラファイトはとても軽い
カーボングラファイトはとても軽いという特徴を持っています。従来の金属製アウトドア用品の中でも、鋳鉄製のスキレットなどはサイズの割にずっしりとした重みを持つアイテムは珍しくありませんでした。
グリルプレートもある程度の重さを持ったアイテムが多いです。しかし、カーボングラファイト素材のグリルプレートは非常に軽いので、徒歩などでの持ち運びもとても楽というメリットがあります。
セラミックコーティングしている製品ならお手入れが楽
セラミックコーティングしているカーボングラファイトのグリルプレートであれば、面倒なシーズニングなどは不要。肉などが表面にくっつきにくく、汚れも落ちやすいので洗い流しやすいというメリットがあります。
どうしても油汚れなどが付きがちなアウトドアやバーベキューでの調理において、洗いやすいのは非常に大きなメリットと呼べるでしょう。使用した翌日だったとしても汚れが落ちやすいので安心できます。
カーボングラファイトでなくても要チェック
セラミックコーティングがされているのは、カーボングラファイト素材のグリルプレートだけというわけではありません。素材が一般的な製品だったとしてもセラミックコーティングがされているグリルプレートは数多く存在しています。
そのため、メンテナンスのしやすいグリルプレートを探している場合は「セラミックコーティング」の有無をよく確認して選ぶようにしてください。
カーボングラファイトグリルプレートの特徴
カーボングラファイトを素材としているグリルプレートには、軽い以外にも数多くの特徴を持っています。カーボングラファイトだからこそ得られるメリットも数多く存在しており、特に調理の際に嬉しいメリットが非常に多いです。3つの特徴・メリットについて順番にチェックしていきましょう。
カーボングラファイトの特徴1.熱伝導率が高い
最初に頭に留めておきたいカーボングラファイトの特徴が「熱伝導率が高い」というポイントです。屋外で調理を行う際は、風などの天候の影響を受けやすく火力が安定しにくいというケースに陥ることがあります。
しかし、カーボングラファイトのグリルプレートは熱伝導率に優れているため、例え火力が弱かったとしてもしっかりと食材を熱せるでしょう。また、熱伝導率が高いためプレート全体に均一に熱が伝わり加熱できるというメリットもあります。
カーボングラファイトの特徴2.遠赤外線効果
カーボングラファイトのグリルプレートは熱伝導率だけでなく「熱放射率も高い」という特徴を持っています。そのため、グリルプレートなのに仕上がりは炭火焼きのような調理を実現できるのです。
熱源を問わず炭火焼きのような、外はカリっと、中はふっくらとした食感を楽しめます。炭火焼きは準備・片付けなどで手間がかかりますが、カーボングラファイトのグリルプレートであれば熱源を気にする必要がありません。手軽に炭火焼きの味を楽しめるでしょう。
カーボングラファイトの特徴3.IHを含む3熱源対応
カーボングラファイトのグリルプレートは、IH・炭火・直火の3熱源に対応している製品もあります。熱源を問わずに使えるというのは、汎用性・利便性が高く非常に使い勝手に優れるので便利です。
アウトドアはもちろん、家庭内でもIHクッキングヒーターや直火で利用できるため、家の中で炭火焼き風の食事がとても気軽に楽しめるということになります。カーボングラファイトのグリルプレートを使用する大きなメリットだと言えるでしょう。
