目次
ETFと投資信託、どちらがよい?
 ・少額の資金で購入が可能
 ・分散投資ができる
 ・手間がかからない
 ・自身のニーズやスタイルに応じて決めよう
まとめ

ETFと投資信託、どちらがよい?

ETFは投資信託の一種ともいえます。そのためにETFと投資信託は、それぞれ共通している部分もあります。

少額の資金で購入が可能

ある程度のまとまったお金が必要な株式投資(単元株)とは異なり、投資信託ならば100円から(金額指定)、ETFなら数千円から始めることができます。

分散投資ができる

投資の基本といわれている「分散投資」が可能です。複数の銘柄に資金を分けて投資することにより、値下がりなどのリスクを分散、軽減できます。

手間がかからない

専門家であるファンドマネージャーが運用するため、投資の専門的な知識を持たなくても始めることが可能です。特に投資信託は情報収集や投資判断を行う必要がないので、投資に時間を割けない場合にもメリットといえるでしょう。

一方で、共通のデメリットとして「手数料など諸経費がかかる」「元本の保証がない」といったものが挙げられます。

【ETFと投資信託の違い】

 ETF投資信託
上場・非上場上場非上場
商品数それほど多くない多い
購入場所証券会社証券会社や銀行・郵便局など
取引可能時間取引所の取引時間中いつでも販売会社に定められた時間内(通常15時まで)
購入価格リアルタイムに変動する市場価格1日1回算出される基準価額
最低購入価格1口数千円〜1口100円〜
購入方法市場で指値注文または成行注文基準価格をもとに購入価格を算出して購入
信託報酬0.06%~0.95%程度一般的にETFより高い

自身のニーズやスタイルに応じて決めよう

ETFと投資信託のどちらを選べばよいか迷っている方もいるかもしれません。しかし、どちらかが優れているかは一概には言えません。それぞれの特徴を踏まえ、自身の投資スタイルに応じて決めるのが大切です。

「市場の相場を見ながらリアルタイムで取引したい」「いろいろ試しながら投資経験を積みたい」といった場合にはETFが適しているでしょう。投資に時間を割けない方、投資経験が少ない方は一般的な投資信託がおすすめです。

まとめ

ETFと投資信託には、さまざまなメリット・デメリットがあります。それらを把握したうえで、自分自身の投資ニーズ・スタイルに合ったものを選択することが重要です。

もちろん、どちらか一方のみを選ばなければならないわけではありません。場合によっては両方を組み合わせるのもありでしょう。投資する資金も考慮しながら、自身に合った方法を模索してみてください。

※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

提供元・RENOSYマガジン

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