目次
退職代行利用の判断基準
退職代行利用時のよくある質問

退職代行利用の判断基準

退職代行を使って辞めるのはクズ?よくある疑問と対策をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

ここからは退職代行利用の判断基準をご紹介していきます。できるなら自分の力で辞めたいという方もおられますが、退職代行を利用した方が良い場合もあります。迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。

判断基準①上司に言い出せない時

1つ目は、上司に言い出せない時です。退職をする際は、直属の上司にまず退職の意志を伝えるのが一般的ですが、上司との関係性が悪く言い出しにくいという方は、代行を利用した方がすんなり辞められる可能性が高いです。

上司の人間性も分かっていて、普通に辞めると言っても相手にされないというあきらめの境地にいる方も利用を考えて良いでしょう。

判断基準②ハラスメントを受けている時

退職代行を使って辞めるのはクズ?よくある疑問と対策をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

続いてはハラスメント受けている時です。ハラスメントの種類は多岐にわたり、マタニティハラスメントの様に女性がターゲットになるものもあれば、セクシャルハラスメントは男性が被害にあうケースも増えています。会社でのハラスメントで代表的なのはパワーハラスメントですが、年齢や性別に関係なくターゲットになってしまうことが多いです。

また、会社を辞めたいのに辞めさせてくれないのも慰留ハラスメントと呼ばれ、これもハラスメントに当たります。ハラスメントにずっとさらされていると、精神的に潰れかねません。また、ハラスメントをするのが上司であれば、退職までの期間にさらに嫌がらせをするかもしれません。

会社とハラスメントについてもしっかり協議したいのであれば、尚更退職代行を利用すべきです。自分を守るために、利用した方が良いでしょう。

判断基準③ブラック企業に勤めている

退職代行を使って辞めるのはクズ?よくある疑問と対策をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

勤務先がブラック企業だという場合も、利用すべきと言えます。ブラック企業と呼ばれる会社では、長時間労働や過度なノルマ、ノルマ不達成やミスに対しては給与を削る、残業代を付けさせない・有休を使わせないなどが当たり前のように行われています。

社員を安く働かせ、使い捨てにするような会社なので、離職率が高いのも特徴です。劣悪な労働環境に慣れてしまったり、働けるだけましという病む寸前の考え方になるより、辞めて真っ当な労働環境の仕事を探す方が良いでしょう。

ブラック企業が相手だと辞めさせてくれない、退職金を出さないなど一悶着あったり、円満退社できる人の方が少ないという会社もあります。退職代行を利用した方が、すぐに辞めれて自分も守れるでしょう。

判断基準④人間関係が良くない

退職代行を使って辞めるのはクズ?よくある疑問と対策をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

最後は人間関係が良くない場合です。大人数の会社であれば関係性の悪い相手と距離を取るなどが可能な場合もありますが、複数人と関係性が悪かったり少人数の会社だと逃げ場がないことがよくあります。

人が少なくて一人当たりの負担が大きく常にギスギスしていたり、仕事以外の会話もないなど、労働環境の悪さから人間関係が悪いことも少なくありません。また派閥やグループに引き入れられて、ストレスが溜まる場合など、様々なケースがあります。

人間関係が悪いという理由だけでは辞めにくい、言い出せないという方は代行を使えば、退職まで嫌な環境に身を置かなくて済むでしょう。

退職代行利用時のよくある質問

退職代行を使って辞めるのはクズ?よくある疑問と対策をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

ここからは退職代行利用時のよくある質問にお答えしていきます。利用を検討している方で初めて利用する方は、不安も多いはずです。なかなか周りに利用経験のある方がいないなど、詳しい話が聞けない方のために、疑問を解消しておきましょう。

質問①退職代行で辞めた後のその後

会社を退職代行で辞めた後、その後に会社から連絡がきたりしないかと、不安になる方もおられます。ちゃんとした代行業者であれば、本人だけでなく実家などにも連絡をしないよう会社に伝えてくれ、会社と依頼者の間に入って代わりにやり取りをしてくれます。

どこまで対応してくれるのかを依頼前にチェックし、信頼できる会社を選べば退職後のことを不安に感じなくても良いでしょう。

質問②転職先に退職代行利用はバレる?

退職代行を使って辞めるのはクズ?よくある疑問と対策をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

退職代行を使うまではよくても、使ったあとに様々な場所にバレて、代行使ったんだと言われてしまうのを心配する方もおられます。実際に代行を使ったことはバレるものなのでしょうか。退職代行を使ったことがバレてしまうことは、ないとは言えません。

同じ業界内で転職したりすると、会社同士のつながりだけでなく人同士のつながりも多いため、情報が入る可能性があります。仮に面接などで聞かれたとしても、退職代行の利用は法的にも問題がないため、隠さず話した方がプラスになるでしょう。

特に会社がブラック企業であったりセクシャルハラスメントを受けていて利用した際は、しっかり説明した方が利用した状況や転職の理由も分かってもらえるはずです。もしバレても代行利用の理由が真っ当なものであれば、引け目を感じたり隠す必要もないでしょう。

質問③退職代行は何度も使える

退職代行を使って辞めるのはクズ?よくある疑問と対策をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

退職代行の利用回数は制限があるのか、と疑問に思う方もおられますが、利用制限はなく何度でも使えます。極端な例になりますが、3年ごとに転職を繰り返し、退職のたびに代行を使って辞めても問題にはならないのですが、毎回利用料はかかってしまいます。

良い職場だがやむを得ない事情で辞める場合など、円満退社できる可能性が高いようなら自分で手続きを行う方が良いでしょう。