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ブラック企業の確実な辞め方4ステップ
退職代行を使う手も有効
ブラック企業の確実な辞め方4ステップ

ではここからは、ブラック企業の確実な辞め方を4つのステップで紹介していきます。
ここで紹介するのは、退職すると言っても聞いてもらえないケースや、パワハラなどの被害があるため、上司とこれ以上やりとりすることが難しいなどのケースに有効な手段です。
あらかじめ必要となる書類などを準備しておくことで、退職の手続きがスムーズになるため、準備物も含めて頭に入れておきましょう!
1.退職届を郵送する
口頭で「辞めます」と言っても、「そんなことは聞いた覚えがない」と言われてしまえばそれまでです。
ブラック企業を辞める際、退職の意向を伝えても「取り合ってもらえない」、「認めてもらえない」などの場合には「退職届を書面で作成して郵送」する方法が有効です。
ダルマちゃん 郵便局で「内容証明」で発送しよう!これで記録が残るから「もらってない」などの言い逃れはできなくなるよ!
退職届に限らず、ブラック企業とのやりとりはできる限りメールや書面など、後で見返すことができるものを使用する方が良いです。
2.引き継ぎに必要な資料をまとめてデータで送付
あなたが退職してしまってから、あなたの後任となる人がスムーズに業務を引き継げるよう、引き継ぎ資料を作成しましょう。
いくらブラック企業だったとはいえ、あなたが任されていた業務を無責任な形で放置したまま逃げてしまえば、迷惑を被る人もいます。
引き継ぎ資料はデータにまとめて、メールで送る方法が一般的です。
もしもメールに返信が来ることを完全に阻止したい場合は、データをUSBやCDなどに収めて宅急便や郵便で送りましょう。
3.備品一式を返却
会社から支給されていた備品は、まとめて送り返しましょう。
- 制服
- 社員証
- パソコンや携帯電話
- 名刺
- 健康保険証
備品としては一般的に上記のものなどがありますが、これら以外に会社から支給されたものがあれば、全て確実に返却しましょう。
ダルマちゃん これもトラブルを防ぐために、返却する会社の備品を一覧にした書面を同封しておき、控えを自分で持っておくようにしよう。
ユーくん 返却したのに返却されてないなんて言われたら、それこそストレスだよね。証拠を残しておくことが大事だね!
4.離職票を受け取る
退職時には確実に離職票を受け取る必要があります。
本来企業は退職者に対して迅速に離職票を発行することが義務付けられているため、この店においてトラブルになることはあまりありません。
しかし、ブラック企業の場合、離職票がすぐに発行されないトラブルが非常に多いため注意が必要です。
退職を申し出てから退職日までには少し期間がある場合が一般的です。
退職日が近づいてきた段階で、離職票を確実に発行してもらえるよう、こちらから依頼しておきましょう。
方法は以下の2つとなります。
- 会社宛にメールする
- 会社宛に手紙を出す
電話で離職票の発行を依頼することもできますが、電話だと証拠が何も残らないため、メールもしくは手紙を出す方が良いでしょう。
ダルマちゃん 離職票をもらうところまで完了すれば、もうあとは自由の身!ここから心機一転、新たな就職先を探し始めることができるよ!
退職代行を使う手も有効

ブラック企業を退職したいけれど、執拗に引き止められたり、嫌がらせをされたりすることを考えるととても言い出せる気がしない‥。
辞めるに辞められない泥沼にハマってしまっている人には、退職代行サービスを利用する方法もおすすめです。
退職代行サービスを利用すれば、
- 確実に退職できる
- 早い段階で上司との接触機会をなくすことができる
- 引き止められる心配がない
など、ブラック企業の退職でありがちな、「引き止め」や「パワハラ」などの心配をする必要がなくなるという大きなメリットが得られます。
転職代行サービスは、費用はかかりますが、
- これ以上のストレスを受け止める自信がない
- とにかくトラブルを回避してなるべく穏便に退職したい などの方には検討してみる価値のある選択肢です。