この珍しい発見に対する各所のコメント

見渡す限り続く巨大で美しいバラサンゴを目の当たりにして、魔法にかけられたような気持ちになりました。まるで芸術作品のようでした。
この発見に携わったフランスの写真家のAlexisRosenfeld氏

タヒチ沖で発見!ありえない深さに生息する世界最大級のサンゴ礁
(画像=@alexis.rosenfeld、『オーシャナ』より引用)

フランス領ポリネシアは2019年に重大な白化現象に見舞われましたが、このサンゴ礁は大きな影響を受けていないようです。このような手付かずの状態でこのサンゴ礁が発見されたことは朗報であり、将来の保護を促すことができます。より深いサンゴ礁は、地球温暖化からよりよく保護されるかもしれないと私たちは考えています。
フランス国立科学研究センター(CNRS)のLaetitiaHedouin博士

私たちは深海よりも月の表面をよく知っています。深海は、海底全体の20%だけしかまだマッピングされていない状況。タヒチでのこの驚くべき発見は、ユネスコの支援を受けて、その下にあるものについての私たちの知識の範囲をさらに広げる科学者の信じられないほどの仕事を示しています。
ユネスコ長官のオードレ・アズレイ氏

コロナ感染拡大以前には、日本のダイバーの方々が、タヒチの島々でダイビングを楽しまれていました。その海やラグーンは変わらず世界中のダイバーを魅了しており、宝石のような海へ潜る機会をご用意しております。4月にダイビングをテーマにキャンペーンを開始する予定ですので、東京-パペーテ間の直行便が再開された際、日本中のダイバーの皆様にタヒチへ訪れて頂く契機となることを願っています。
タヒチ観光局 最高経営責任者 ジョン-マルク・モスラン

タヒチ沖で発見!ありえない深さに生息する世界最大級のサンゴ礁
(画像=©_Alexandre_Voyer、『オーシャナ』より引用)

世界最大級のサンゴ礁が発見されたタヒチへ、早くダイビングをしに行きたくなるような嬉しい驚きのニュースはいかがだっただろうか。今後も、まだ地図に載っていない深海を開拓していくユネスコチームの活動にも注目したい。

提供元・oceanα

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