「リボ払いは危ない」とよくいわれるが、どのように危ないのか、どれくらい危ないのかをきちんと理解しているだろうか? ここでは、リボ払いの支払いシミュレーションを通してそこのところを確認してみよう。
リボ払いのメリットとデメリット
クレジットカードのリボ(リボルビング)払いとは、ショッピングやキャッシングの利用額を毎月ほぼ一定の金額で返済していくことを指す。返済額には利息(手数料)も含まれるため、支払総額は実際の利用額プラス利息になる。
リボ払いのメリットは、大きな買い物をした場合などに支払額が家計を圧迫することを避けられる点にある。逆にデメリットといえるのが、毎月の支払額を小さく設定してしまうと、完済までの期間が長くなり利息を含む返済総額がかさむことだ。
リボ払いを多用すると利用残高の総額が膨らんでいき、ますます完済が遠のく。特に自動的にリボ払いが適用されるカードを使っている場合には、注意が必要になる。
リボ払いは実質的に借金だが、ショッピングでのリボ払いでは借金の感覚が薄く、しかも自分が毎月どれくらいクレジット払いをしているのか把握しづらい。ショッピングリボを利用する際にはそこを十分意識しておきたい。