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エアコン内部が原因の水漏れと対処方法
エアコンのお掃除は業者に依頼がおすすめ?!

エアコン内部が原因の水漏れと対処方法

エアコンの水漏れ原因とは?自分でできる解決策を徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

実はエアコンの水漏れ原因の80%がドレンホースの詰まりに原因があります。勿論ですがそれ以外にも内部に原因のある場合もあります。スムーズに水が流れて外に出ているのに、エアコン自体から水漏れするといった時は内部をチェックしてみましょう。

水漏れ原因①フィンの結露

エアコンの水漏れ原因とは?自分でできる解決策を徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

水漏れがドレンホース詰まりではなく室内機が原因のときは、フィンの結露を疑います。フィンは室内機内部にある熱交換器で、普通に使っているときでも結露がありますが、フィンが通常よりも冷却されてしまうと結露が多くなり、排出しきれなかったものが水漏れとなって垂れてきてしまいます。

また、エアコンの掃除を怠るとフィンにホコリなどのゴミがつき、その部分に付着した結露が水滴になる場合もあります。フィンに付着するホコリは湿気を含んでいるので飛んでいくことがないので、定期的に掃除することをおすすめします。

フィンを掃除する方法は専用クリーナーを使うといいでしょう。エアコンのカバーとフィルターを外して、掃除機でとれるホコリは吸い取り、そしてフィン専用クリーナーを使ってきれいにします。

水漏れ原因②ドレンパンの汚れ

エアコンの水漏れ原因とは?自分でできる解決策を徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

水漏れしているときはエアコン内部にあるドレンパンもチェックしてみましょう。ドレンパンは運転時に出てきた水分をドレンホースに流し、外に排出する役割があります。このドレンパンが汚れているとドレンホースから正常に水が流れなくなり、水漏れの原因となります。

汚れを取り除くにはドレンパンを外す必要がありますが、もし取り外し時に破損したり壊れた場合には保証期間内であっても保証対象外となるので注意してください。ドレンパンの汚れは基本的にご自身で行うよりも専門業者に依頼するほうが安心です。

水漏れ原因③フィルターの目詰まり

エアコンフィルターにゴミがついて目詰まりしても水が垂れてくる原因になります。フィルターが目詰まりすると空気の流れが正常に行われず、フィンが過剰冷却されます。いつもより冷却されてしまうと結露が増え、上記で記述したフィンの結露と同じで水が正常に排水できないようになってしまうのです。

エアコンフィルターは取り外し可能なので、外してゴミを掃除機で吸い取り、水洗いしてしっかりと乾燥させます。フィルター掃除は掃除機でゴミを取り除くだけでは不十分なので、台所用洗剤を使ってきれいに水洗いすることをおすすめします。

また、水洗いして乾燥させたフィルターを取り付けたあとは念の為、30分ほど送風運転すると安心です。フィルター掃除せずに長い間放置するとエアコンの効きが悪くなる原因にも繋がり、無駄な電力を使う羽目になります。

水漏れを防ぐだけでなく、省エネ・節電のためにも定期的に、2週間に1回程度ホコリを取り除きます。最近では高性能なエアコンも増え、オートクリーニング機能を搭載したタイプもありますが、ある程度使用しているエアコンは手動できれいにしてください。

水漏れ原因④室内機の傾き

エアコンの水漏れ原因とは?自分でできる解決策を徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

水漏れの原因として稀にあるのが室内機の傾きです。エアコンの取付けは基本的に業者に任せますが、ごくまれに室内機の吹き出し口が下向きになっている場合があります。

室内機が傾いて下を向いているとドレンパンから水分がはみ出して、ポタポタと水滴が落ちます。室内機の傾きは素人では直すことが出来ませんので、専門業者に依頼して直すようにしてください。

エアコンのお掃除は業者に依頼がおすすめ?!

エアコンの水漏れ原因とは?自分でできる解決策を徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

エアコンが水漏れしてしまう理由のほとんどがホコリや汚れにあります。エアコン掃除は専用クリーナーも多くあるので自分で行うこともできますが、エアコンクリーニング業者に依頼する方法もあります。

エアコンの掃除を自分でする場合と業者に依頼する場合ではコスト面や仕上がりなどに差があります。もちろん自分で掃除することでコスト面は断然お得、必要なのは専用クリーナーなどで安上がりです。エアコンクリーニング業者に依頼すればそれなりの費用がかさむので、少しでも節約するなら自分で掃除するほうがいいでしょう。

しかし完璧な仕上がりを求めるならエアコンクリーニング専門の業者に依頼するほうが確実です。業者に依頼すれば自分では掃除できない箇所、すみずみまできれいにしてくれ、床や壁が破損することもありません。また、クリーニング後にはオプションで防カビ加工を施してくれる場合もあり、より清潔にエアコンを使うことができるようになります。

業者に依頼するときはエアコンクリーニングを専門に行う業者とエアコン自体を製造・販売しているメーカーの2つがあり、価格やクリーニングの内容を下調べしてから選ぶといいでしょう。また、掃除をするエアコンのメーカーや壁掛けなどのタイプを把握して、対応した業者を選ぶようにしてください。