AGAの治療を続けているうちは効果を実感できるのですが、やめてしまうと効果はどうなるのでしょうか。効果が出てくると「もうやめても大丈夫だろう」と思う方もいるのではないでしょうか。この記事では、AGA治療をやめると効果はどうなるのか、やめる際の注意点などもあわせてご紹介します。
目次
AGA治療薬をやめると効果はどうなる?
AGA治療薬を勝手にやめると大変なことに!
AGA治療薬をやめると効果はどうなる?
AGAが気になる時に治療を開始すると、徐々に効果を実感することができるため、「そろそろ治療をやめても良いかな」と思うことがあるかもしれませんが、残念ながらAGAは進行性の病気のため、治療をストップしてしまうとすぐに元に戻ってしまいます。AGA治療では、薄毛の進行を抑制することが目的なので、その治療をやめてしまうと再び薄毛が進行してしまうのです。
半年や1年間治療を続けることで、フサフサの髪の毛を維持することができるため、「完治した」と勘違いをしてしまい、自己判断でAGA治療をやめることはおすすめできません。なぜなら、勝手にAGA治療をやめてしまうことで、その後にAGAが進行してしまい、場合によってはさらに状態が悪化してしまう恐れがあるからです。
中には「効果を実感できないので治療をやめる」と言う方もいるかもしれません。基本的なAGA治療は投薬による治療ですが、他にもいくつか治療法はあります。もし、内服薬だけでは効果が見られない場合は、他の治療法も検討し、医師に相談するようにしましょう。クリニックによっては、内服薬しか取り扱っていない場合もあるので、AGA治療専門のクリニックを探すと良いです。
AGA治療薬を勝手にやめると大変なことに!
では、AGA治療薬を勝手にやめるとどのようなことが起こるのでしょうか。ここでは、治療薬をやめてしまった時の症状や状態について見ていきましょう。
薬をやめると元に戻る
AGA治療薬は、飲んでいる間は効果がありますが、内服をやめてしまうと効果も現れず、元に戻ってしまいます。治療中は生えていか毛が抜けてしまうので、AGAが進行しているように思いますが、これは元に戻っているわけで、特別進行が早まったわけではありません。リバウンドと勘違いをする方もいるようですが、元に戻っているだけなのでリバウンドでもないです。
内服薬は、AGAの進行を抑制することしかできません。例えば、3年間治療薬を続けていたのに、内服をやめてしまうと3年分の反動が一気に来ます。その結果、AGAがさらに進行したように感じることはあります。AGA治療薬をやめてしまうと元に戻ってしまうと言うことは、覚えておきましょう。
髪質も変化する
内服をやめてしまうと、元に戻るだけでなく髪質も変化してしまいます。AGA治療薬は、乱れている成長期に対して作用しており、太くて丈夫な毛が生えてくるのですが、内服をやめてしまうと毛髪のサイクルが乱れ、毛髪のハリやコシもなくなり、軟毛化してしまいます。そのため、内服を止めれば髪質が変化してしまうので、一気に印象も変わってしまうでしょう。
薄毛を予防すると共に、しっかりとした髪の毛が生えてくる環境を整えるのも AGA治療による効果の一つです。途中でやめてしまうと髪の毛が細くなってボリュームも減ったように感じるので注意してください。
薬は使い続ける必要がある
AGA治療薬と言っても、根本的な原因を改善するものとは違い、現状の薄毛を抑制することしかできません。ですから、理想の毛髪を維持するには、AGA治療を続ける必要があります。AGA治療は保険が適用されるわけではないため、続けるとなると金銭的にも負荷がかかってしまうので、途中で断念してしまう方もいるかもしれません。
内服薬については、クリニックによっても料金設定に違いがあるので、金銭面が気になる方は少しでも安いクリニックを探すことをおすすめします。また、処方箋が必要なAGA治療薬は、定期的にクリニックに通う必要があり、通院が面倒になって治療をやめてしまう方もいるでしょう。
最近では、オンライン診療なども受け入れているクリニックがあり、自宅にいながら治療薬を処方してもらえるため、時間がなくて通院できない方、足を運ぶのが面倒な方はオンライン診療をしているクリニックを選ぶと良いでしょう。