不動産投資に興味をもち、マンション経営を検討している方の中には「そもそも初期費用は何にいくらかかるのか」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

不動産投資を始める際には、以下のような費用が発生します。

  • マンションの取得費用(物件代金)
  • 団信費用
  • 仲介手数料
  • 不動産取得税
  • 印紙税
  • 登記費用(登録免許税を含みます)
  • 火災保険料

それぞれの費用の内訳を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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目次
マンション経営の初期費用は物件により異なる
マンション経営の初期費用の内訳

マンション経営の初期費用は物件により異なる

マンション経営の初期費用はいくらかかる?維持費用の内訳と押さえるべきリスクも解説
(画像=『レイビー』より引用)

投資用のマンションの購入費用さえ支払えば、すぐにマンション経営を始められるというわけではありません。マンション経営を始めるにあたって、マンションの購入費以外にもさまざまな諸費用を含む初期費用が発生します。

なお、初期費用の金額は、物件によって異なります。大まかな目安は以下の通りです。

建物の構造建物取得単価初期費用
木造延べ床面積×40~60万円物件購入費×7~10%
鉄骨造延べ床面積×50~70万円
鉄筋コンクリート延べ床面積×70~100万円

マンション経営の初期費用の内訳

マンション経営を始める際にかかる初期費用の内訳を紹介します。なお、マンションの取得費用を3,000万円とした場合の金額です。

初期費用目安
マンションの取得費用3,000万円
ローンの事務手数料や保証料30~90万円
仲介手数料上限115.6万円
不動産取得税90万円(※1)
印紙税1万円(※1)
登記費用30~50万円

(※1)軽減措置適用後。なお、マンションの物件価格に土地代を含めないとして計算しています。本記事掲載時(2021年12月)の税率により算出しております。

火災保険料に関しては、契約年数や地域、補償内容によって大きく異なりますが、数万円を想定しておきましょう。

「想定より費用がかかってしまった」と後悔することがないように、どの程度の金額が必要になるのか確認しておきましょう。