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自己紹介で好印象を残すポイント
自己紹介でのNG行動

自己紹介で好印象を残すポイント

自己紹介に必要な3つの項目。NG行動やすぐに使える例文を紹介
(画像=『キャリアゲ』より引用)

どのような内容を伝えるかという点はもちろん、どのような印象を与えるかということも面接結果に影響します。面接官へ好印象を与えるポイントを意識して臨むとよいでしょう。

正しい姿勢や明るい表情を意識する

面接の初めに求められる自己紹介は、第一印象として面接官に残ります。このとき『姿勢』や『表情』も大きく影響することを意識しましょう。

背中が丸まった状態では『暗い』『だらしない』といった印象を与えてしまいます。背筋は伸ばし真っすぐに座ることを意識しましょう。1度鏡の前で座った姿勢をチェックすると、どのように座ればよいか分かります。

表情はできるだけ明るくなるよう心がけることが大切です。無理に笑う必要はありません。しかし口角が少し上がるくらいを意識すると、意欲的な印象を与えやすくなります。

話すときは面接官の目を見るのが基本ですが、見つめ過ぎはNGです。威圧感を与える可能性があるため、口元や喉元に視線を向けるタイミングを作ります。

応募企業に合わせた内容を話す

自己紹介で話す内容は、応募企業に合わせたものにします。経験や強みを自己紹介へ入れ込むときに、単に自分が得意なことを伝えるのではありません。得意で仕事に生かせることをアピールします。

例えば営業職へ応募するとき、簿記の資格について述べても強みにはなりにくいでしょう。それより「初対面の人とでも物怖じせずコミュニケーションでき、打ち解けるのが得意」というエピソードの方が役立ちます。

どのような経験やスキルが役立つかは、応募企業の採用条件やホームページを見て研究が必要です。応募する職種に求められる能力は何が必要なのか考えた上で話すと、興味を持ってもらいやすいでしょう。

聞こえやすいように話す

せっかく企業研究をしてよい内容の自己紹介ができるようになったとしても、面接官に聞こえなければ意味がありません。『聞こえやすさ』を意識して話すこともポイントといえます。

面接で緊張すると、つい早口になりやすいものです。聞き取りやすいゆっくり目の速さで話せるよう、最初は特に意識します。

また声の大きさもポイントです。日常の話し方より少し大きめの声で発声すると聞こえやすいでしょう。内容がよかったとしても、聞き取りづらい話し方では不親切と捉えられかねません。

自己紹介でのNG行動

自己紹介に必要な3つの項目。NG行動やすぐに使える例文を紹介
(画像=『キャリアゲ』より引用)

面接で自己紹介をするときには、やってはいけない行動があります。代表的なNG行動を知り、面接本番に生かしましょう。

あいまいな表現で話す

自分のことを紹介する自己紹介では、『です』『ます』など言い切る表現を使います。あいまいな表現にあたる『~かもしれません』『~だと思います』といった語尾は使いません。

また言い切る表現でも『多分』『もしかしたら』などを使っていると、あいまいな表現になる点に注意しましょう。あいまいな表現を使わないのは、自分自身について伝えるからです。

自分のことを一番よく知っているのは自分なのに、あいまいな言い方をしていると、自信がなさそうな印象を与えます。聞いている面接官を混乱させてしまうこともある表現なので注意しましょう。

インパクトを残そうとする

面接官の印象に残ることをインパクトを残すことと勘違いしていないでしょうか。面接官は表面上のインパクトの強さで合否を判断するわけではありません。

そのため無理に笑いを取ろうとしたり、面白い受け答えをしたりすると、マイナスの印象を与えるリスクがあります。奇抜な服装や髪形、変わったパフォーマンスなども不要です。

企業は入社後に自社の社員や社風になじみ、長く働ける人を採用したいと考えています。インパクトが強く印象に残ったとしても、自己主張が強すぎるとよい結果にはつながりにくいでしょう。

話が長すぎる

簡潔に応募者について知るために求められる自己紹介は、シンプルに要点が伝わる内容になっていることが大切です。そのため自己紹介が長すぎると、印象は悪くなりやすいでしょう。

聞いている面接官が疲れてしまい、せっかく話した内容を覚えてもらえない可能性もあります。先に紹介した自己紹介に含める三つの項目を参考に、余計な情報を省くとすっきり聞きやすくなるはずです。

情報の深掘りや追加は、自己紹介の後で行われる質問で答えましょう。