目次
中古マンションの不動産投資のリスク
・中古マンションの不動産投資のリスク1.新築や築浅マンションに比べると修繕費が多くかかる
・中古マンションの不動産投資のリスク2.修繕積立金の値上がりの可能性
・中古マンションの不動産投資のリスク3.不動産価格が下落する
・中古マンションの不動産投資のリスク4.耐震基準を満たしていない物件がある
中古マンションの不動産投資はリスクの回避が必要
中古マンションの不動産投資のリスク
中古マンション投資を成功させるためには、投資リスクを知っておかなければなりません。ここでは、不動産投資のリスクではなく、中古マンション投資特有のリスクを確認しましょう。
中古マンションの不動産投資のリスク1.新築や築浅マンションに比べると修繕費が多くかかる
中古マンションは設備がいつ設置されたものかわからないため、タイミングによっては購入直後に故障が発生するかもしれません。給湯器やエアコンなどの設備はオーナー負担であることが多いです。
故障しなくても、入退去のタイミングによっては劣化のために交換する必要も出てくるでしょう。そういった修繕費が新築マンションよりも早いタイミングでかかりやすいことは念頭に置いておく必要があります。
中古マンションの不動産投資のリスク2.修繕積立金の値上がりの可能性
上記で述べましたが、修繕積立金の値上がりによって、キャッシュフローに変化が生じる可能性があります。値上がりしてから慌てるのではく、事前のシミュレーションを行いましょう。
中古マンションの不動産投資のリスク3.不動産価格が下落する
一般的に、建物の価値は築年数が長ければ長いほど下がっていきます。ですから、地価相場が下がらないような立地を選ぶことがとても大切です。
ローンの返済途中で売却を検討する際に、売却価格でローンの完済ができないほど下落していたら、自己資金を持ち出してローンを支払うしかありません。
また築年数が経過していることにより、次の購入者が長期のローンを利用して購入できない可能性が生じるかもしれません。それにより購入者が狭まる可能性はあります。
中古マンションの不動産投資のリスク4.耐震基準を満たしていない物件がある
築年数の長い中古マンションには、耐震基準を満たしていない物件があります。1981年6月の法律改正後に建築された建物は「新耐震基準」で建てられていますが、それ以前の物件は基準を満たしていない可能性があるので注意しなければなりません。ですから、1981年以前に建てられた物件は、耐震工事が適切に行われているかどうかを必ずチェックしましょう。
中古マンションの不動産投資はリスクの回避が必要
中古マンション投資は、不動産投資を始める第一歩としては物件価格も抑えられハードルは低いといえます。とはいえ、投資である以上リスクはつきものです。リスクをうまく回避できるどうかで、中古マンション投資が成功するかどうかが決まります。たしかな「目」を身につけて、不動産投資を成功に導きましょう。
※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。
提供元・RENOSYマガジン
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