不動産投資の中でも注目を集めているのが、中古マンションへの投資です。「新築マンションのほうが建物も設備も新しくて人気なのでは?」と思う方もいるかもしれません。もちろん入居者にとっては人気かもしれませんが、投資は自宅の購入とは異なります。そこで今回は、不動産投資の売買市場で人気といわれている中古マンションの投資についてまとめました。
目次
不動産投資は中古マンションを選ぼう
中古マンション投資のメリット
・中古マンション投資のメリット1.利回り
・中古マンション投資のメリット2.入居状況の目安がつく
・中古マンション投資のメリット3.複数の物件を所有しやすい
・中古マンション投資のメリット4.安定的に収益が得られる
不動産投資は中古マンションを選ぼう
不動産投資(マンション投資)を始める場合、新築か中古かで悩む方は多いでしょう。イメージとしては、新築のほうが最新設備できれいなので、入居者に人気があるだろう、そして維持費も新築ならばかからないだろうと思われるかもしれません。
しかし新しさを上回る魅力に気づく人が増えて、中古マンションを選ぶ人は増えています。
中古マンション投資のメリット
中古マンション投資にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
考えられるメリットは3つあります。
中古マンション投資のメリット1.利回り
中古マンション投資の1つ目のメリットは、新築マンションに比べて購入価格が安くなるため、利回りが高くなることです。不動産投資はあくまでも「投資」です。投資金額をなるべく抑えることで利益が生まれることを考えると、近年上昇を続けていた不動産価格によって高すぎて手が出せなくなってしまった新築よりも、中古マンションの方が投資としては適しています。
新築マンションに比べて中古マンションはおおよそ7割で購入できるといわれています。しかし購入価格に大きな差があっても、家賃にはそれほど変化は出ません。家賃をそれほど下げなくても借り手がいます。
そのため、中古マンションを安く購入して、近隣の新築マンションと同程度の家賃を設定すれば、中古マンションのほうが多く収入を得られることになります。
中古マンション投資のメリット2.入居状況の目安がつく
中古マンション投資の2つ目のメリットは、購入する時点で入居状況の目安がつくことです。新築マンションの場合は、空室状況や家賃滞納者がいるかどうかなどの判断はできません。
ですが、中古マンションならば、すでに空室率や入居者の状況がわかるので、過去のデータから良い物件かどうかを判断しやすくなります。
中古マンション投資のメリット3.複数の物件を所有しやすい
中古マンション投資の3つ目のメリットは、購入価格が安い分、トータルで複数の物件を所持しやすい点です。新築マンションは購入費用だけでかなりの金額となるため、次の物件に手を出しにくくなります。
中古マンションは、初期投資が新築マンションより少ないため、ローンの返済計画のメドも立てやすくなります。つまり、次の物件購入に踏み切るハードルが低くなるのがメリットです。
中古マンション投資のメリット4.安定的に収益が得られる
不動産投資は、購入する物件や投資スタイル次第で、安定した収益を得ることができます。例えば、投資用の中古マンションを購入した場合は、毎月定期的な家賃収入があります。また、投資用に購入した土地を時間貸し駐車場や月極駐車場にした場合も同様です。
賃貸マンションの家賃収入は、貸室の入居率が大きく影響してきますが、管理会社と相談して客付け(入居者を見つける)対策をとることで入居率が改善し、安定した家賃収入になる場合があります。特に管理会社は、賃貸マンションの運用管理の実績を基に賃料査定を行っているところも多く、ある程度の家賃収入予測をつけることができます。