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お礼メールの気になる疑問
お礼メールは社会人のマナーと考えよう
お礼メールの気になる疑問

状況によっては、お礼が必要なのか迷う場合もあるでしょう。それぞれのケース別に、対処法を紹介します。判断に迷うときは送らないのも一つの選択肢です。
宛名で迷ったとき
面接官から名刺をもらっている場合、名刺に書かれている名前とメールアドレス宛にメールを送りましょう。しかし、状況によっては、『面接官が複数いる』『メールアドレスや名前がわからない』などの問題も出てきます。
名前がわからないときは、『面接ご担当者様』と個人名を書かずにメールを送りましょう。複数名いてそれぞれの名前がわかっているときは、連名または『面接ご担当の皆様』とまとめて、1通のお礼メールを送ります。
メールアドレス自体がわからないときは、企業の公式サイトを見てみましょう。採用担当部署のメールアドレスが記載されていることもあります。
求人サービスを利用しているときは、電話番号と合わせてメールアドレスが記載されていることもあるかもしれません。
メールに返信があった場合
お礼を伝えるだけのメールでも、状況によっては担当者から返信が来ることがあります。まれなケースですが、返信があったときはどうすればよいのでしょうか?
書かれている内容がお礼だけの場合、返信に対するお礼を簡単に記載しましょう。長文になると相手に返信を求めているように見えるケースもあり、簡潔に返信するのがスマートです。
ただし、相手側が『返信不要』と記載している場合は、返信は避けましょう。受け取った応募者側にとっては1通のメールですが、担当者には多くのお礼メールが届いているかもしれません。
メールのラリーが続いた場合、仕事の負担になる可能性もあるでしょう。
先に企業からのメールがきた場合
お礼とは関係なく、面接後に企業からメールが届くことがあります。ほとんどの場合、選考に関する内容です。
すでに採用・不採用が確定し、直後に連絡が来るケースもあります。何らかの問い合わせや次回の面接についての日程連絡の場合は、早めに返信しましょう。
企業から問い合わせが来る場合、その内容は採否にかかわります。お礼よりも質問や確認内容を重視しましょう。
簡単なお礼を述べた上で質問に回答すれば、お礼メールの代わりになります。別途お礼だけのメールを送ると、しつこくなってしまうでしょう。
お礼メールは社会人のマナーと考えよう

お礼メールは、面接をしてくれた担当者にお礼の気持ちを伝えるためのものです。社会人としてお礼を伝えるのは当然のマナーですが、義務感で定型文のメールを送ると相手にもその気持ちが伝わってしまいます。
できるだけ、自分の言葉で伝えるのが基本です。すぐに書くことが思いつかない場合は、送らないという選択もあります。次回の面接のときに直接伝える、最終面接に進んだときに伝えるなど、方法はいくつもあるでしょう。
選考通過や内定の通知が送られてきたときは、『通知が届いている』ことを担当者に知らせるためにも、お礼メールを送るほうがスムーズです。
提供元・キャリアゲ
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