現行型BMW M4クーペ Competitionは、2021年1月に導入された、サーキット走行を可能にするMハイ・パフォーマンス・モデル です。

現行型 M4クーペはBMWブランドのアイコンであるキドニーグリルが、迫力ある縦型の大型のデザインを採用しています。

ここでは、注目度の高いM4クーペの外観について紹介しましょう。

Chapter
全体的なデザイン
フロントマスクの特徴や機能・デザイン
サイドビューの特徴や機能・デザイン
リヤビューの特徴や機能・デザイン

全体的なデザイン

【プロ解説】BMW M4クーペ Competitionのエクステリア(外装)やデザインを徹底解説!!
(画像=『CarMe』より 引用)

現行型M4クーペ Competitionの外観には、モータースポーツに触発されたキャラクターが忠実に反映されています。表情豊かでエモーショナルな美しさを放つM4クーペの外観は、競合ひしめく環境の中において、卓越したパフォーマンスを示す明確なシグナルとなっています。

力強くはっきりしたサーフェス・デザインと空力的に最適化されたラインが、スポーティなポテンシャルを一目で明らかにします。さらに現代的なスタイリングの中に、性能スポーツ・カーにとって必要な機能を一貫して追及したM特有のデザイン的特徴が調和しています。

フロントマスクの特徴や機能・デザイン

【プロ解説】BMW M4クーペ Competitionのエクステリア(外装)やデザインを徹底解説!!
(画像=『CarMe』より 引用)

現行型M4クーペ Competitionのフロントデザインは、どこから見てもすぐにわかるほど個性的です。フロントエンドのデザインの中央には、最大限のダイナミクスを表現するために、あえて装飾的な要素を削ぎ落としたMキドニーグリルが印象的です。

初のフレームレスでオールブラック仕様のキドニーグリルは、水平に配置されるM特有のダブル・バーにモデル・バッジが配されています。垂直方向に延びた大きなキドニーグリルは、その背後に搭載されているエンジンに大量の冷却用エアが必要であることを示しています。

そのグリルの左右にはドライブトレインとブレーキ・システムの冷却を最適化するため大きなインテークが追加されています。この開口部は2分割されており、それぞれ内側がブレーキ・エア・ダクト、外側が別体式ラジエター用となっており、標準装備のハニカム・パターン・グリルで覆われています。

さらにフロント・エプロンの外縁には空力的に効果的なエアロ・フリックを組み込んだエア・カーテン用の垂直インテークが配され、車幅の広さを強調しています。 現行型M4クーペ Competitionには、デイ・ランニング・ライト用のU字型ライト・ガイドを備えたフルLEDヘッドライトが標準装備されています。