目次
■クソアニメの定義
■クソアニメ1.うみものがたり 〜あなたがいてくれたコト〜
■クソアニメ2.DYNAMIC CHORD
■クソアニメ3.けものフレンズ2
■まとめ
世の中には素晴らしいアニメがたくさんある。それはもう、数え切れないくらいの「神アニメ」が存在している。
例えば、進撃の巨人や鬼滅の刃、コードギアス、涼宮ハルヒの憂鬱など、例を挙げるとキリがない。
その一方、あまり評価されていない「クソアニメ」も確かに存在している。クソアニメと言われるからには、何かしらの原因があるのだろうか。
そこで今回は、クソアニメの定義、愛すべきクソアニメ3つを紹介していく。
■クソアニメの定義
クソアニメは何を持ってそう呼ばれているのだろうか。アニメに求めるものや感じ方はひとそれぞれなので、神アニメもクソアニメも全て主観で決めている。
そのため、「このアニメはクソアニメ」と必ずしも断定することは難しい。しかし、世間一般の共通認識として、クソアニメが存在していることも確かだ。
「ニコニコ大百科」が定義するクソアニメの特徴は以下の通りである。
・作画崩壊などの視覚的問題
・シナリオや構成、演出などの内容的問題
・原作とまったく違うなどの改変的問題
・事前の期待と異なる物が出てきたなどの情報の相違による問題
・ギャグアニメの自虐による自称
これら要素を満たすものが、一般的にクソアニメと言われる。確かに、クオリティそのものが低ければ、アニメを見ていても満足感は得られないだろう。
とはいえ、どのアニメもクリエイターが切磋琢磨して創り上げた作品であるため、一概に否定することは絶対にできない。
その前提をもとに、愛すべきクソアニメを3つ紹介していく。また、併せてそのアニメの魅力も解説する。
■クソアニメ1.うみものがたり 〜あなたがいてくれたコト〜
2009年の夏から放送された「魔法巫女ファンタジー」のアニメ作品だ。三洋物産のパチンコシリーズ『海物語』を原案としており、登場キャラクターのマリンが主人公として物語が進行する。
登場キャラクターの絵柄が可愛らしいため、ほのぼの系のアニメかと思いきや、まさかのガチバトル物だった。しかも魔法少女のように変身して、タコ美女兵士やハリセンポン美女兵士、イカモンスターなどと戦いを繰り広げる。
作品を通して少し暗めに表現されており、良い意味でも悪い意味でも多くの視聴者を裏切った。そして、物語の中身があまり濃くないため、「結局なんだったんだ…」と思う人が多数であった。
しかし、ポテンシャル自体は神アニメに匹敵するくらい高い。特に海の中の演出は素晴らしく、多くの視聴者を魅了した。また、その独特の雰囲気は何かクセになるものを感じられる。
本アニメ作品に興味がある人は、ぜひ1話だけでも見てみてほしい。