見知らぬ土地に不動産を購入する際は、物件だけでなく周辺の環境を知っておきたいもの。現在の様子はもちろん、未来のまちを事前に把握できると、購入物件の将来の資産価値も予想しやすくなります。「まちの住みやすさ発見!」では、さまざまな角度からまちのよさに迫ります。

今回は、東京メトロ有楽町線と、東京メトロ副都心線そして東急東横線・みなとみらい線への乗り入れで、都心へのアクセスが便利で、暮らしやすい注目の路線、西武池袋線の4駅(椎名町、桜台、練馬、富士見台)をご紹介します。

目次
池袋と秩父を結ぶ西武池袋線
乗り換えなしで有楽町・渋谷・横浜につながる
 ・混雑度

池袋と秩父を結ぶ西武池袋線

池袋などの主要駅にアクセス抜群! 西武池袋線(椎名町・桜台・練馬・富士見台)がいま注目の理由|まちの住みやすさ発見
(画像=池袋と練馬は他路線との接続駅、『RENOSYマガジン』より引用)

西武池袋線は、池袋から埼玉県秩父を1時間20分ほどで結ぶ特急や、全席指定の有料座席指定列車などもあり、通勤やレジャーにも使える路線です。

今回ご紹介する4駅は、池袋駅に近い各駅停車が走る3駅と、他社鉄道会社への乗り入れ経由駅となる練馬駅です。

乗り換えなしで有楽町・渋谷・横浜につながる

池袋駅は、平均乗降者数が世界第3位、約260万人が利用する巨大ターミナル駅で、西武池袋線を含めて4つの鉄道会社の電車が走ります。

西武池袋線の椎名町、桜台、練馬、富士見台は、池袋駅まで約15分圏。西武池袋線は練馬駅を経由して、東京メトロ副都心線と東急東横線・みなとみらい線とも乗り入れをしているため、飯田橋・有楽町・新木場、新宿・渋谷・横浜へのアクセスにも便利です。

練馬駅で大江戸線に乗り換えると、新宿・六本木・勝どきにアクセスできます。

池袋などの主要駅にアクセス抜群! 西武池袋線(椎名町・桜台・練馬・富士見台)がいま注目の理由|まちの住みやすさ発見
(画像=左上から時計回りに、渋谷駅(営業終了直近の東急東横店の姿も・2020年3月撮影)、横浜中華街・有楽町・六本木、『RENOSYマガジン』より引用)

混雑度

西武池袋線の池袋駅は1日に約50万人が利用し、西武鉄道の中で乗降者数第1位を誇ります。

西武池袋線のラッシュ時の混雑率*は、最も混雑する椎名町〜池袋間で158%程度と、首都圏平均163%と比べるとやや落ち着いた路線といえます。

富士見台と桜台は各駅停車のため、ラッシュ時もそれほどストレスなく利用でき、朝のラッシュ時に最も混雑する椎名町〜池袋間の人混みを避けたい場合には、椎名町から徒歩10分ほどで池袋に到着します。

*最混雑時間帯1時間の平均混雑率。西武池袋線は2019年度実績、東京メトロは2015年実績

朝のラッシュアワーに池袋へ向かう電車の本数は5〜6分に1本と、ほとんど待つことなく移動もスムーズです。