目次
現行型マツダCX-5に搭載される追加されたパワフルな2.5リッター・ターボ
現行型マツダCX-5に搭載される低圧縮でクリーンと低燃費を両立するスカイアクティブD
現行型マツダCX-5に搭載される追加されたパワフルな2.5リッター・ターボ
CX-5は2018年10月の改良で、2.5リッターのガソリン・ターボ・エンジンを追加しました。スカイアクティブG 2.5Tです。ターボ・エンジンですが、レギュラー・ガソリン仕様として、最高出力169kW(230PS)/4250rpm、最大トルク420Nm/2000 rpmものパワーを実現。
特に注目は、トルクの力強さです。3リッターのV6どころか、4リッター・クラスのトルクがありますので、まさに目の覚めるような力強い加速を味わえます。
WLTCモード燃費は2WDで12.6km/l、WLTC市街地モードで9.4km/l、郊外モードで12.9km/l、高速モード14.4㎞/l。4WDでWLTCモード燃費12.2km/l。WLTC市街地モードで9.1km/l、郊外モードで12.4km/l、高速モード14.1㎞/lとなります。
現行型マツダCX-5に搭載される低圧縮でクリーンと低燃費を両立するスカイアクティブD
CX-5の主力エンジンと呼べるのが2.2リッターのディーゼル。スカイアクティブD 2.2です。なんといってもCX-5にとってディーゼル・エンジンは特別です。初代CX-5がデビューしたときの注目点は、まだ普及していなかったクリーン・ディーゼルを搭載したところ。
国内のSUV販売ナンバー1になった2012年と2013年は、そのうちの約75%がクリーン・ディーゼル車だったのです。
CX-5が発売される前の2011年は、国内で販売されるクリーン・ディーゼルはわずか9000台ほどでしたが、CX-5のヒット後となる2015年は15万台以上に市場が拡大。そのけん引役となったのが、マツダのクリーン・ディーゼル・エンジンのスカイアクティブDだったのです。
そして、現在のスカイアクティブD 2.2は、もちろん最も進化したマツダのディーゼル・エンジンでしょう。「DE精密過給制御」「ナチュラル・サウンド・スムーザー」「ナチュラル・サウンド周波数コントロール」という技術を盛り込み、よりアクセル操作に忠実な出力特性と、ディーゼル・エンジン特有のノック音現象を実現。
優れた燃費性能と豊かなトルクだけでなく、運転の楽しさや快適性がより高められているのです。
最高出力は140kW(190PS)/4500rpm、最大トルク450Nm/2000rpm。燃費性能は駆動方式とトランスミッションによって異なり、燃費の良い方から、FFの6速MT、4WDの6速MT、FFの6速AT、4WDの6速ATという順に。最も燃費の良いFFの6速MTで、WLTCモード燃費19.4km/l、市街地モード16.9km/l、郊外モード19.2km/l、高速モード20.9㎞/l。逆に燃費の悪い、4WDの6速ATでは、WLTCモード燃費16.6km/l、市街地モード13.6km/l、郊外モード16.5km/l、高速モード18.6㎞/lとなります。
最も悪い組み合わせでも、2リッターのガソリン・エンジン車よりも優れているというのが、さすがディーゼル・エンジンということでしょう。