■最もドス黒い悪、登場
「人気作品の単行本発売」と聞いてすぐさまピンと来た人も少なくないだろう。そう、悪名高き「転売ヤー」による転売行為である。
タコピー メルカリにて「タコピー」で商品検索を行なうと、定価を大きく上回る価格で出品された『タコピー』の単行本がズラリと登場。
あまりに非人道的すぎる行為はネット上で波紋を呼んでいるのだが、中にはタコピーリスペクトが高じたあまり「ハッピー星人の思考」に到達してしまった人もいるようで、「”にんげん”はこうやってお金の勉強をするんだっピね!」など、ハッピーすぎる意見も散見されている。
■ハッピー星人でもブチ切れるレベル
もはや「社会問題」として見過ごせないレベルになっている転売行為。
ネット上には「ガンジーでも助走つけて殴るレベル」というスラングが存在するが、近い将来「ハッピー星人でもブチ切れるレベル」という表現が、これらの転売に向けられても何ら不思議ではない。
なお、漫画コミック・同人誌を取り扱う「COMIC ZIN」はツイッターより「お問い合わせを多数いただいています『タコピーの原罪』上巻、こちらの特典については数か月は付け続ける予定です。なくなったら特段の事情がない限り再版します」とも発信しているので、「特典」という存在に目が眩み、転売ヤーからの購入を検討している人は、今すぐ煩悩を振り払ってほしい。
転売を厳罰化する制度や、個々人のマナーも大切だが、悪質な行為を増長させないためには「転売品を買わない勇気」が何よりも重要ということを心に刻んでおきたい。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
提供元・Sirabee
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