エンジン音が魅力的な車といえば、フェラーリやランボルギーニの多気筒ユニットをまず思い浮かべます。しかし、日本にだって魅力的なサウンドを奏でるエンジンがあります。今回は、そんな国産エンジンをご紹介します!
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パワーのRB26DETT
日産が開発した直列6気筒ガソリンエンジンであるRBシリーズの、2.6Lインタークーラー付きツインターボユニット、RB26DETTは、スカイラインGT-Rのためだけに作られたエンジンです。
全日本ツーリングカー選手権にスカイラインGT-R(BNR32)を投入するために開発されたエンジンで、耐久性・パワーの面でピカイチでした。
R32からR34まで、GT-Rに搭載されたRB26DETTエンジンは、高回転で回してこそ、その魅力が発揮されます。
伝統の4A-GE
トヨタの名機といえば、AE86に初めて搭載された4A-GEをあげる方も少なくありません。4A-GEは、DOHCヘッドを持つ1.6L 直列4気筒の自然吸気エンジンです。
当時トヨタ製4気筒エンジンの主力だった2T-G系の設計自体の古さが問題になり始め、さらに排ガス規制の対応でパワーダウンしていたことから、その後継エンジンとして開発されました。
搭載された86には、エンジンの吸気音を室内に響かせる「サウンドクリエーター」という装置が装備されていました。