Wordで論文やレポートを作成する際、Wordには参考にした文献を本文内に挿入する参考文献の挿入機能があります。参考文献として登録しておけば、簡単な操作で楽に文献を入れられます。

本記事では、参考文献の書き方から管理方法までを解説。脚注機能を使った番号の付け方やスタイル変更の方法も併せてご紹介します。

本記事の内容をざっくり説明
・Wordでの参考文献の書き方
・Wordに文献目録を挿入する方法
・Wordに入れた参考文献にWebのURLを挿入する方法
・Wordに入れた参考文献に番号を付ける方法
・Wordに入れた参考文献の管理・並べ替え方法
・Wordの参考文献のスタイルの変更方法

Wordでの参考文献の書き方

論文やレポートを作成する際に使用した文献は、Wordの機能を使って登録しておけば簡単に挿入可能です。まずは、参考文献の書き方をご紹介します。

STEP1.参考文献の情報を登録する

文献を挿入する際に、まず参考文献の情報登録から始めましょう。

Wordでの参考文献の書き方|文献目録・WebのURL・番号・スタイル変更・管理方法などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

まずは「参照設定」タブに移動し、リボンメニューから「引用文献の挿入」ボタンをクリックします。

Wordでの参考文献の書き方|文献目録・WebのURL・番号・スタイル変更・管理方法などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

「資料文献の作成」というダイアログボックスが現れます。

  • 資料文献の種類
  • 言語の選択
  • APAの文献目録のフィールド

上記の情報すべてを登録し、「OK」ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じましょう。これで一覧内に新たに文献が登録されました。

STEP2.一覧から参考文献を挿入する

すべての文献を登録し終わったら、一覧から参考文献を挿入しましょう。

Wordでの参考文献の書き方|文献目録・WebのURL・番号・スタイル変更・管理方法などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

「参照設定」タブ >「引用文献」の順番にクリックします。

Wordでの参考文献の書き方|文献目録・WebのURL・番号・スタイル変更・管理方法などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

すると画面の右側に、登録した文献の一覧が表示されます。あとは、挿入したい箇所にカーソルを置き、参考文献をダブルクリック。

Wordでの参考文献の書き方|文献目録・WebのURL・番号・スタイル変更・管理方法などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

これで選択した参考文献が挿入されました。

Wordに文献目録を挿入する方法

論文を執筆している途中で引用した文献目録を挿入したい場合、Wordでは「文献目録の登録」という機能を使って、簡単に本文内に差し込めます。

Wordでの参考文献の書き方|文献目録・WebのURL・番号・スタイル変更・管理方法などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

まずは、「参照設定」のタブを表示させます。リボンメニューから「文献目録」ボタンをクリック。

Wordでの参考文献の書き方|文献目録・WebのURL・番号・スタイル変更・管理方法などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

「引用文献」と「文献目録」の2つの選択肢が現れるので、「文献目録」を選びましょう。

Wordでの参考文献の書き方|文献目録・WebのURL・番号・スタイル変更・管理方法などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

これですでに参考文献として登録していた文献の目録が挿入されます。