本場のタイ料理とタイの人々との触れ合い

【千葉県】日本でタイを満喫。タイの人々と触れ合える成田市にあるタイ寺院
(画像=<寺務所の入り口>、『たびこふれ』より引用)
【千葉県】日本でタイを満喫。タイの人々と触れ合える成田市にあるタイ寺院
(画像=<寺務所の奥の仏間>、『たびこふれ』より引用)

寺務所のある建物に入ると日本のお寺と同じようにパンフレットなどが並んでいました。そして手務所の奥から人の声が聞こえるので入ってみました。ドアを空けるとタイの匂い。タイの家や飲食店に入った時にモワーとするあの匂いです。甘い、辛い、酸っぱいなどの色んな味とお香が混ざったタイ独特の匂いです。ここは本当にタイそのものです。

そこには仏間と食堂があり、5人ほどの人々がお参りをしていました。

【千葉県】日本でタイを満喫。タイの人々と触れ合える成田市にあるタイ寺院
(画像=<お寺を護る3人のお坊さん>、『たびこふれ』より引用)

奥のテーブルでは3人のお坊さんが食事中でした。ご挨拶をすると「ゆっくりしてきな」という感じでにっこりと笑って下さいました。

このお寺には通常は6人のお坊さんがいるのですが、コロナにより3人のお坊さんがタイに帰り、今は3人でお寺を護っているとのことでした。

【千葉県】日本でタイを満喫。タイの人々と触れ合える成田市にあるタイ寺院
(画像=<タイの焼きそばや野菜炒め>、『たびこふれ』より引用)

テーブルにはたくさんのタイ料理。タイの焼きそば「パッタイ」に、タイの野菜炒め「パットパックルアミット」。他にもスープやたくさんのフルーツ。本場のタイ料理はとても美味しそうです。

食器もタイから持ってきたのでしょう。タイの食堂で出る軽いお皿とスプーンが懐かしいです。

【千葉県】日本でタイを満喫。タイの人々と触れ合える成田市にあるタイ寺院
(画像=<尼僧さんや信者さんがそろって昼食>、『たびこふれ』より引用)

白い衣を着た女性がたくさんいたのでお話を伺ってみました。

この方々は日本に住んでいるタイ人で、剃髪している方は出家して尼僧になった方、そうでない方は信者さんです。

埼玉県川口市の私が「お近くなのですか?」と聞くと、「私は茨城県神栖市」、「私は千葉」とそれぞれが教えてくれます。そして「私は同じ埼玉県のさいたま市よ!」「私は足立区の竹ノ塚!となりね!」と楽しそうに話してくれました。

【千葉県】日本でタイを満喫。タイの人々と触れ合える成田市にあるタイ寺院
(画像=<「一緒に食べよう」とにっこり>、『たびこふれ』より引用)

そして、「あなたも一緒に食べよう」「ほら、おいで、おいで!」と誘ってくれるのです。初対面でもこうやって食事に誘ってくれたり、ニコニコと話をしてくれたり、タイの人は本当に気さくで優しいなと改めて感じました。

【千葉県】日本でタイを満喫。タイの人々と触れ合える成田市にあるタイ寺院
(画像=<タイの人々が主催する行事もたくさん>、『たびこふれ』より引用)

「ねぇ?お正月は来れる?たくさんの人が来てとっても楽しいよ!」と、お正月のお祝いも盛大に行っているとのことです。その他にもタイでは最大のお祭り、大人から子供まで水をかけあうソンクラーンや、国王・王妃の誕生も厳粛にお祝いしています。

日本にいながらも、タイの人々が主催する行事に参加できるなんてとてもありがたいこと。こんな希少なお寺が日本にあることを知って得した気分になりました。これからも度々お参りに行こうと思ってます。

ワット・パクナム日本別院

住所:千葉県成田市中野294-1
HP:ワットパクナム 日本別院

まとめ

千葉県成田市にあるタイのお寺、ワット・パクナム。色鮮やかな本堂、黄金の仏様、ヒンドゥーの神々はタイそのもの。タイの香りに包まれて、本場のタイ料理をいただけるかもしれません。そして何と言ってもいちばんの魅力は、タイの人々の優しさと笑顔に触れ合うことができることでしょう。コロナ禍はもちろんですが、タイに自由に渡航できるようになっても通いたいお寺です。皆様もぜひお出かけ下さい。

文・写真・KOJI SAITO/提供元・たびこふれ

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