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フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)とスバル インプレッサ スポーツの違いを解説
フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)とトヨタ カローラ スポーツの違いを解説
フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)とスバル インプレッサ スポーツの違いを解説
新しいプラットフォーム「SPG」を採用し、これが車体の強度を高めて安定した走りに貢献していることです。具体的には直進性、静粛性、乗り心地の三要素が劇的に進化し、まさに次世代のスバル車を支えるに相応しいスペックを備えたというわけです。
車内の広さも十分で、カーゴスペースを含め、この辺りはゴルフを間違いなく上回っています。
車内の上質感も大幅に向上しました。加飾パネルやステッチを随所に施し、それが程良く収まっていて好感が持てます。ダッシュボードもソフトパッドで覆われていて、触った感触は従来とは比べものにならない上質さを感じさせます。
センターコンソールには8インチのナビゲーションが備えられ、これと連動するマルチインフォメーションディスプレイも高機能で使いやすいものです。
パワーユニットは2.0L直噴エンジン & 1.6Lエンジンの2つ。エンジンのほぼ全ての部品を新設計し、特に直噴システムを採用した2.0Lエンジンは、CVTとの組み合わせでも軽快で力強さを感じさせてくれます。
ただ、ダイレクト感となると今ひとつの印象は否めません。また、ガソリンはレギュラーで済みますが、4WDということもあり、燃費の上では若干不利になることはあるようです。
フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ7)とトヨタ カローラ スポーツの違いを解説
搭載するエンジンは、直列4気筒1.8Lハイブリッドに電気式無段変速機の組み合わせと、1.2LターボにCVTか6MTのいずれかが選べます。ハイブリッドの最大のポイントは何といっても優れた燃費にあります。それは34.2km/L(WLTCモード)とライバルを寄せ付けない驚異のスペック。
EV走行モードスイッチも備え、この時はEVと同等の走りも楽しめます。ただ、このモードで走れる距離はわずかで、数km程度と思った方がいいでしょう。
車内の広さはあまり感じられません。実寸でもゴルフよりも明らかに狭くなっており、それはカーゴスペースでも同じ傾向にあります。特に室内高が不足しているように感じました。走行した印象ではハイブリッド車のハンドリングはかなり高いレベルにあり、パワー感もそこそこ。
ただ、速度が後からついてくる感は従来と同じで、その辺りはDSGならではのダイレクト感を発揮するゴルフと比べて大きく見劣りはしてしまいます。ロードノイズもこのクラスとしては大きめの印象でした。
カローラ・スポーツで見逃せないのは、充実したコネクテッドサービスです。ヘルプネットサービスに対応し、ボタンを押すか、エアバッグ作動と連動してオペレーターが警察や消防に取り次いでくれます。ドアロックやエンジン始動をリモートできる他、音声認識を使った目的地に検索にも対応しています。
もちろん、スマートフォンとの連携も果たしており、ナビアプリや音声操作が可能な「SmartDeviceLink」や、「Apple CarPlay」、「Android Auto」が使用可能となっています。