自宅で利用できるトレーニングアイテムと言えば、おそらくはダンベルが真っ先に浮かんでくる事でしょうが、ケトルベルというアイテムもあり、様々な室内トレーニングに活用できる優れモノなのです。本記事では、そんなケトルベルを使った正しいトレーニング方法などを解説します。

目次
ケトルベルとは?
ケトルベルを使ったトレーニングは効果絶大!

ケトルベルとは?

ケトルベルは全身トレーニングに効果的!正しいやり方を詳しく解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

ダンベルとは一味違ったトレーニング器具であるケトルベル。鉄製の球に取っ手が付いている、まるでやかんのような形状をしたものです。元はロシアで発症した、伝統的なトレーニング器具なのです。

初めてのトレーニングをされる方でも、腹筋や肩、背筋、胸筋など様々な部位を鍛えられます。プロスポーツ選手もトレーニングで用いているなど世界的に知られており、筋トレ、インナーマッスルまで効果があります。

ケトルベルはダンベルの違い

ケトルベルは全身トレーニングに効果的!正しいやり方を詳しく解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

自宅でも簡単に扱えるトレーニング器具と言えば、おそらく大半の方がダンベルを真っ先に思い浮かべられる事でしょう。確かに、重いものを持ち上げて重量で負荷をかける、という意味合いならば、ダンベルとはよく似ているといえます。

ですが、ダンベルは主に上腕二頭筋や上腕三頭筋といった、腕にある筋肉を鍛える事に特化したトレーニング器具です。それに対してケトルベルは、持つ場所と重りのある場所が異なりますので、腕だけではなく全身の筋肉、そして関節にも負荷をかけられます。

ケトルベルの種類と重量

ケトルベルは全身トレーニングに効果的!正しいやり方を詳しく解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

ダンベルは両端の 重りが違ってきますが、ケトルベルも本体の重さが異なっており、軽いと4㎏程度のものから、最大40㎏の重さのものまであります。特に、持ち手となるグリップよりも先に重心がありますので、少し重さが異なるだけで大分重く感じるものなのです。

  • 12㎏:初心者男性用
  • 16kg:中級車男性用、筋トレ経験あり
  • 20kg:上級者男性用、筋トレ経験ベテラン向け
  • 24kg:ケトルベル中級者
  • 28kg以上:ケトルベル上級者

重さの目安としては、上記のように分けられます。一般男性であれば大体12㎏から16㎏前後のケトルベルからスタートすると良いとされており、女性が利用する場合には4㎏から8㎏程のものが推奨されています。

ケトルベルを使ったトレーニングは効果絶大!

ケトルベルは全身トレーニングに効果的!正しいやり方を詳しく解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

そんなケトルベルですが、やはり使ったことが無い方にとっては馴染みを感じられない事でしょう。しかし、ケトルベル使ったトレーニングは非常に大きな効果があり、例えば体幹を鍛えられる事が挙げられます。

ケトルベルは、持ち手と重量がある箇所とに距離がありますので、トレーニングに用いると全身を使います。腕で動かそうとするだけでも全身を使い、体幹が鍛えられ基礎代謝向上も狙えるのです。

ケトルベルを使ったトレーニングは、有酸素運動につながります。スイングするトレーニングを行うと全身をくまなく鍛えられますので、脂肪燃焼にも効きダイエット用のメニューとしてもお勧めできます。

ケトルベルの使用が筋トレに良い理由

ケトルベルは全身トレーニングに効果的!正しいやり方を詳しく解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

2つ以上のエクササイズを1つに取り入れたものを「ケトルベルフロー」と呼びますが、その中ではエクササイズ間を移行する際、全くウェイトを降ろすことなく進める事もあります。

ケトルベルを使ったトレーニングの多くは、ダンベルで代用しても可能ではあります。しかし、こうした組み合わせによるトレーニングでは、やはりケトルベルの方が適しているのです。

丸みがありかつ頑丈な器具、そして持ち手部分はカーブしていますから、ベントオーバーローやショルダープレスのような筋トレをはじめ、スイングなどの反動を使ったものまで様々なトレーニングに活用可能です。