まだまだ見どころがある五百羅漢堂
「親兄弟の 顔が見たくば 中山寺の 五百羅漢の堂にござる」という歌を聞いたことはありませんか?古く有名な古歌に詠まれているのが、中山寺内にある五百羅漢堂です。

羅漢(らかん)とは、お釈迦様のお弟子さんたちのことです。お釈迦様がなくなった時に集まったのが500人の羅漢さんだったと言われ、五百羅漢のモデルになったのではと言われています。
この中山寺の五百羅漢堂内には、なんと700体以上の羅漢像が、中央の釈迦如来の説法を聞くようなお姿で祀られています。

とてもカラフルな羅漢さんもいますね。
見渡してよく見てみると、それぞれの表情にはどれも個性があり、どこか他人とは思えないような親近感が湧く羅漢さんが見つかるかもしれませんよ。間近で見ることができますので、ぜひこの羅漢さんに会いに行ってみてくださいね!!
古墳もある中山寺「石の櫃(からと)」
中山寺内にあるこの古墳は「石の櫃(からと)」と呼ばれ、寺伝によれば、第14代仲哀天皇の后、大仲姫の墳墓とされています。石窟内には石棺が安置されており、古の故人に思いを馳せることもできます。

いかがでしたか?中山寺には公園もあり、梅の咲く名所としても有名です。暖かくなる季節はぜひ、ここ中山寺へいらしてくださいね!

中山寺
住所:兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1
電話番号:0797-87-0024
開館期間:年中無休 9:00~16:00
拝観料:無料
アクセス:
阪急電鉄宝塚線「中山観音駅」下車 徒歩約3分
JR宝塚線「中山駅」下車 徒歩約10分
※車でも行くことはできますが、専用駐車場はありませんのでご注意下さいね。
文・写真・まえてぃー/提供元・たびこふれ
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