みなさんこんにちは。歴旅ライターまえてぃーです。

今回ご紹介したい場所は、兵庫県宝塚市にある安産祈願・子授け祈願として有名な「中山寺」です!!あの聖徳太子が創建したと言われていれる、とっても歴史あるお寺なのですが、歴史的に素晴らしいだけではなく、とってもカッコイイ五重塔があることをご存じですか?今回はそんな歴史と今が混在するようなお寺、「中山寺」についてご紹介します!!

目次
中山寺とは
再建された「青の五重塔」
まだまだ見どころがある五百羅漢堂
古墳もある中山寺「石の櫃(からと)」

中山寺とは

阪急「中山観音駅」から歩いて約3分。あっという間に中山寺に到着します。

聖徳太子が創建!?安産祈願・子授け祈願、青く輝く五重塔がある「中山寺」で無病息災を祈ろう!!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

「中山観音駅」を降りると。。。

聖徳太子が創建!?安産祈願・子授け祈願、青く輝く五重塔がある「中山寺」で無病息災を祈ろう!!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

お寺に続く道がすぐに表れます

聖徳太子が創建!?安産祈願・子授け祈願、青く輝く五重塔がある「中山寺」で無病息災を祈ろう!!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

荘厳な山門は圧巻です

聖徳太子が創建!?安産祈願・子授け祈願、青く輝く五重塔がある「中山寺」で無病息災を祈ろう!!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

地図があるのでよく確認しておきましょう。想像以上に広いですからね!

中山寺は、兵庫県宝塚市に位置し、西国三十三所の24番札所です。真言宗中山派の大本山で、寺伝によれば、あの聖徳太子が創建した日本で最初の観音霊場だそうです。

天皇の子どもたちや、蘇我馬子との政争に敗れた物部守屋の霊を鎮めるために建立されたと言われています。

また、奈良時代には比叡山や高野山にも匹敵するほどの大きな寺院だったようで、源氏・豊臣氏・徳川氏などからの信仰もありました。特に豊臣秀吉とは繋がりが深く、豊臣秀吉が朝鮮討伐の際に寄進した宝塔が残っています。そして、50歳を過ぎても世継ぎがいなかった秀吉ですが、中山寺に熱心に祈願していた中、息子秀頼を授かりました。中山寺は「安産祈願」「子授け祈願」の寺院ということも納得です。

再建された「青の五重塔」

中山寺の本堂は、山門を越えて真っ直ぐ進むと到着します。少し歩きますが景色がとても美しいです。

聖徳太子が創建!?安産祈願・子授け祈願、青く輝く五重塔がある「中山寺」で無病息災を祈ろう!!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

歴史を感じることができる景色が続いています。

中山寺はとても広い寺院で、登りもあるのですが、なんとエレベーターとエスカレーターが設置されているので、子どもから高齢者、妊娠中の方など、どなたでも安心して参拝することができます。

聖徳太子が創建!?安産祈願・子授け祈願、青く輝く五重塔がある「中山寺」で無病息災を祈ろう!!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

エスカレーター常備の寺院も珍しい気がしますね!

本堂には3体の十一面観世音菩薩が祀られており、毎月18日にご開帳されそのお姿を拝観することができます。

聖徳太子が創建!?安産祈願・子授け祈願、青く輝く五重塔がある「中山寺」で無病息災を祈ろう!!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

いつもは秘仏とされています。

その本堂を越えて、上の方へ向かうと大迫力の青い五重塔に到着します。

聖徳太子が創建!?安産祈願・子授け祈願、青く輝く五重塔がある「中山寺」で無病息災を祈ろう!!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

こちらが青い五重塔です!

いかがですか?この迫力ある爽やかな五重塔。

これまでたくさんの五重塔を見てきましたが、こんなに「新しさ」を感じる五重塔は初めてな気がしました。

この青い五重塔は、中山寺では「青龍塔」と呼ばれており、日本ではあまり見ることができない青色をしています。青龍とは、中国には東西南北を司る神がそれぞれいるのですが、その中で東を司る神が「青龍」です。また、塔の内部では中心の柱「心柱」を大日如来と捉え、東西南北に金剛界五仏を祀っています。

歴史では、中山寺にもともとあった五重塔は、約400年前の乱で焼失してしまいました。豊臣秀頼により再建がなされましたが、この五重塔は再建がされませんでした。時がたち平成29年、ついにこの五重塔の再建がなされ、中山寺の悲願が達成されたのです。

吸い込まれそうな深く濃い青は、私たちが抱える日々の疲れやストレスを一気に吸い込んで切れそうな気がします。

聖徳太子が創建!?安産祈願・子授け祈願、青く輝く五重塔がある「中山寺」で無病息災を祈ろう!!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

ぜひこの吸い込まれそうな青に会いに来てください。