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Googleスライドには縦書きに変更する標準機能はない
Googleスライドを縦書きで使用する3つの方法
Googleスライドで、縦書きのスライドを作りたいけれどやり方がわからないという人も多いのではないでしょうか。
本記事では、Googleスライドを縦書きで使用する3つの方法や、スライド自体を縦書きに変更する方法などをご紹介します。
本記事の内容をざっくり説明
- Googleスライドには縦書きに変更する標準機能はない
- Googleスライドを縦書きで使用する3つの方法
- スライドを縦書きに変更する方法
Googleスライドには縦書きに変更する標準機能はない
PowerPointには文字をデフォルトで縦書きにする機能が存在しますが、残念ながらGoogleスライドには縦書きに変更する機能はありません。
そのため、Googleスライドでどうしても縦書きの文字を入力したい場合は、縦書きに見えるように工夫する必要があります。
Googleスライドを縦書きで使用する3つの方法
では、どのようにしたら縦書きができるのでしょうか。
Googleスライドで縦書きの文字を書く方法は3つあります。好きな方法を使って縦書き表示のGoogleスライドを作成しましょう。
方法1.テキストボックスの範囲を狭め、1文字ずつ縦書きにする
Googleスライドを縦書きで使用する方法の1つ目は、テキストボックスの範囲を狭めて、1文字ずつ縦書きにする方法です。
Googleスライドのみを用いてできる簡単な方法なので、特にフォントにこだわりがない人におすすめの方法です。
STEP1.テキストボックスを挿入する

まずはテキストボックスを挿入します。画面上にある「T」と書かれたボタンをクリックしましょう。
スライドにテキストボックスを作るために、マウスカーソルをスクロールします。

このようにテキストボックスを作成できたら好きな文字を書き入れましょう。

テキストボックスで縦書きをするときの注意点は、改行ができないことです。
「本日の発表について」「議論内容は以下のとおりです」などの改行をしたい場合は、テキストボックスをふたつ作る必要があります。そのため、たくさんの文章を作りたい場合は手間がかかってしまうことを覚えておきましょう。
STEP2.テキストボックスの範囲を狭める

テキストボックスの大きさを変えて、縦書きになるように変化させます。

テキストボックスの青枠にカーソルを合わせて、クリックしながらテキストボックスの形を整えていきましょう。
STEP3.縦書きの完成

テキストボックスの形を整えたら、縦書きの完成です。
方法2.テキストボックスの改行を利用して縦書きにする
Googleスライドを縦書きで使用する方法の2つ目は、テキストボックスの改行を利用して縦書きにする方法です。
この方法は、一つひとつ改行をするため時間がかかってしまいます。少しだけ縦書きを作りたいときにはこの方法を使用してみましょう。
STEP1.テキストボックスを設置して文字を入力する

まずは、テキストボックスを設置して入力したい内容を書き入れます。
STEP2.文字の改行を行う

「縦」と「書き」の間で改行を行います。

次に「書」「き」の間で改行を行います。

上記の画像のように、一文字ずつ改行することで縦書きが完成します。
方法3.画像を使用して縦書きにする
Googleスライドを縦書きで使用する方法の3つ目は、画像を使用して縦書きにする方法です。
縦書きで書いた文章を画像にして画像をGoogleスライドに貼ることで、手早く縦書きにすることが可能です。しかし、誤字をしてしまった場合はもう一度作り直す必要があることに注意しましょう。
縦書きの画像を作る方法は、Googleスプレッドシートを使用する方法や縦書き画像出力機を使用する方法などがあります。
本記事ではより簡単に縦書き画像にできる「縦書き画像出力機」を使用する方法をご紹介します。

まずは、縦書き画像出力機を開きます。
縦書き画像出力機では、レイズとやフォントサイズ、背景の画像、書体、文字色など様々なオプションを選んで縦書きの画像を作成できます。

本文に縦書きにしたい文字を入力して、オプションを選びましょう。

文字を入力できたら、右上にある生成をクリックします。

このように、簡単に縦書きの画像が作成できます。