■NG3.ご苦労さまです

仕事が一段落したシーンで使いがちな「ご苦労さまです」という言葉。丁寧なつもりで使っていても、失礼だと思われてしまう可能性がある。

また、この言葉を社内の上司だけでなく、社内に出入りしている業者にも使っているケースがある。

「お疲れ様です」であれば問題ないのだが、「ご苦労さまです」は目上の人から目下の人に使う言葉であるため、できるだけ使わないほうが無難だ。

■NG4.〇〇でございます

敬語に慣れていない人がよく使ってしまう「〇〇でございます」といった表現。この言葉は「です」「ます」という表現を丁寧にしたものだが、乱用すると非常に冗長に感じてしまう。

例えば、「〇〇様ですか?」という言葉を「〇〇様でございますか?」に、「なんの用ですか?」を「どのようなご用でございますでしょうか?」といったように使いがちだ。

セルフが少し長ったらしくなり、モヤモヤとした感じになってしまう。正しくは、「〇〇様でいらっしゃいますか?」、「どのようなご用でしょうか?」という表現に変換しよう。