ダットサン 10型(1932年)
快進社は実用自動車と合併しダット自動車商会として再出発を果たします。そして両社のDNAを引き継いだ企業、ダット自動車製造が1926年に発足。その最初のモデルとして登場したクルマがダットサン 10型です。
もともとは1931年に新型乗用車として完成していました。しかし、完成当時は「ダットソン」と呼ばれ、それが損をすることに通ずるという意見もあったことから「ダットサン」へ名称を変更し、1932年に改めて販売されたという経緯があります。
ダットサン 11型(1932年)
ダットサン11型は、ダットサン10型に続くモデルとして100台以上が製造されました。10型をベースにしつつボディサイズはわずかに大きくなり、形状もクーペやオープン、ライトバンやトラックなどさまざまなラインアップがあり、タクシーなどの商用利用も少なくなかったと言われています。