最近では、天井に埋め込むビルトインタイプのエアコンも普及してきています。リノベーションならビルトインタイプのエアコンも選択肢の一つになってきます。しかし管理規約により、自由にエアコンを設置できるとは限りません。マンションのリノベーションでエアコンを設置するためのポイントをまとめました。 リノベーションやリフォームには複雑な仕組みや減税制度が関わってきます。自分にあった仕組みや制度を踏まえた資金計画が理想のリフォームやリノベーションを成功させるために大切。RENOSYではリノベーションやリフォームの経験豊かなエージェントがローンや金利・減税制度などを分かりやすく説明する無料個別相談会を実施しています。ぜひ、ご参加されてみてはいかがでしょうか?

目次
マンションでエアコンを設置できる部屋の条件
ビルトインエアコンは後から設置できるの?

マンションでエアコンを設置できる部屋の条件

最近のマンションは、各居室にエアコンが設置できるように設計されていますが、古いマンションではエアコンの設置が想定されていないこともあります。

マンションでエアコンを設置するための条件として、 室外機の設置スペース があることと、冷媒管やドレンホースを通す配管用の 穴が壁にあいている ことが挙げられます。外壁に接していない中和室などでは、天井裏に先行配管が行われていることもあります。エアコンの冷房能力によって、200Vまたは100Vの専用回路でのコンセントも必要です。また、契約電流が30A以上ないと、安定した使用が難しくなるので注意しましょう。

ビルトインエアコンは後から設置できるの?

意外な盲点。マンションのエアコン設置はリノベしても自由じゃない?
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

ビルトインエアコンは、室内にエアコンの機器が出っ張らず、すっきりとした印象になるだけではなく、広い部屋でも隅々までエアコンの風が行き渡りやすいこともメリットです。タワーマンションなどでは、ビルトインエアコンが標準仕様となっている物件もありますが、リノベーションで後からつけることはできるのでしょうか?

電気容量などに問題がない場合、天井裏にビルトインエアコンを埋め込めるスペースがあれば埋め込むことは可能 です。昨今ではコンパクトな商品も出てきましたが、20cm程度のスペースは必要になります。そのため、床スラブに直接仕上げをする直天井の物件では難しく、二重天井の場合で天井のふところによっては可能といえます。

ビルトインエアコンを設置したい人は、施工業者に必ず相談するようにしましょう。