目次
不動産投資を始めるまでの流れ
・投資の目標を立てる
・不動産投資に関する知識を得る
・不動産会社を探して投資物件をみつける
・金融機関の審査を受ける
・契約を締結する
年収500万円あれば不動産投資はできる
不動産投資を始めるまでの流れ
では不動産投資は、どのような流れで始めればよいのでしょうか? ひとつずつ確認していきましょう。
投資の目標を立てる
まずは不動産投資で、いつまでにどのくらいの資産を持ちたいか、具体的な目標を設定しましょう。
目標を立てないことには、金融機関から融資してもらう金額の設定や投資物件の選定に対して判断ができません。仮に不動産投資での独立を考えている場合には、1億円分以上の物件を所有する必要があるでしょう。物件の買い増し時期、返済計画などを入念に検討する必要があります。
不動産投資に関する知識を得る
漠然と不動産投資といっても種類があります。現物不動産への投資といっても、区分マンションは新築がいいのか中古がいいのか、土地の取得から始まるアパート経営がいいのかなど、さまざまです。実践されている人の話を聞くためにセミナーに参加したり、書籍を読むなど、不動産投資についての知識を得ましょう。
不動産会社を探して投資物件をみつける
不動産投資に対する知識を習得したら、次は不動産会社を訪問してみましょう。不動産会社によっては、賃貸管理の会社を持っていることもあり、購入までのサポートなのか、購入後のサポートも充実しているかがわかります。
投資物件を運用する際は、入居者を募集したり賃貸契約を結んだりといった業務が発生します。オーナー自身がすべて対応するのは困難でしょう。そのため物件の管理は、不動産管理会社に依頼するのが一般的です。
不動産管理会社によっては、「入居者探しが得意」「建物の点検が丁寧」「家賃滞納者が出た場合の対応が素早い」「家賃保証がある」など、特徴はさまざまです。また管理手数料の設定も、不動産管理会社によって異なります。
管理手数料が高額になると、キャッシュフロー(家賃収入から諸費用を差し引いた金額)が悪化します。管理会社は、ご自身がどこまで管理を任せたいのかを考えたうえで選びましょう。
管理業務の内容も含めて、新築マンションを投資対象にした会社、中古マンションに投資する会社、それぞれ話を聞いて比較するのもいいでしょう。
金融機関の審査を受ける
相談する不動産会社を決めたら、物件探しです。そして購入したい物件が見つかったら、次は金融機関による融資を申し出ましょう。
不動産投資ローンの審査は、物件の収益性、個人の年収や勤続年数、加えて、他からの借入額などが厳正に確かめられます。
契約を締結する
売主と買主の間で物件の売買契約を締結します。
売買契約の締結時には、売主に対して手付金を支払うのが一般的です。手付金は、違約金としての役割もあります。仮に買主が契約を破棄する場合、手付金は売主に没収されます。反対に売主が契約を破棄する場合は、手付金が返還されるとともに手付金と同額が支払われます。
また売買契約と平行して、金銭消費貸借契約を結んで金融機関からローンの本審査を受けます。本審査に通過して融資が実行されて、物件が売主から引き渡されると契約は完了です。
年収500万円あれば不動産投資はできる
年収500万円があれば、不動産投資は十分に始められます。不動産投資の知識をインプットして、投資目標を決めたうえで始めましょう。
※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。
提供元・RENOSYマガジン
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