マンションの外壁の色について、どんな色のマンションに住みたいですか?マンションに合う色がわからないという方も多いのではないでしょうか?色にはそれぞれ特性があるため、マンションの外壁に使う色の効果や人気の色、外壁塗装の役割を紹介していきましょう。
目次
外壁塗装の役割とは?
・マンションの外観を美しくする
・建物を保護する
外壁の色選びのポイント
・色の特徴と違いを知る
・材質と色の組み合わせも考える
・面積効果を考慮する
外壁塗装の役割とは?
外壁塗装には、マンションの外観をきれいにする以外にも建物を保護する役割があります。見た目も大切ですが、紫外線や雨などでダメージを受けないように外側から保護するというのも外壁塗装の目的です。
マンションの外観を美しくする
外壁塗装をすることで、マンションの見た目が美しくなります。塗装がはげていると、建物が古く見えてしまうためイメージが悪くなってしまう恐れもあるのです。
塗料によっては、日光による紫外線などで変色してしまう場合や、汚れがつきやすいものもあります。しかし、こまめにメンテナンスすることで美しい姿を保つことが可能です。
また、外観がきれいだと、マンションを借りる人や購入したい人が増えるため、資産価値も高くなると言われています。後々、資産として残すことも考えて、美しい外観を保つために外壁塗装は定期的にメンテナンスを行うといいでしょう。
建物を保護する
外壁塗装には、マンションを保護するという目的もあります。マンションは常に日光による紫外線や、雨や風にさらされているので、内部のコンクリートがむき出しの状態だとすぐに劣化してひび割れなどがおきやすいのです。
外壁塗装用の塗料には、防水や紫外線での劣化を防ぐ性能があるので、マンション全体を塗料で覆っておけば、内部まで及ぶダメージを減らすことができます。
特に、水分が建物の内部に浸透すると、全体がもろくなり崩れやすくなると言われています。ひび割れがおきると、隙間から水分が入ってくる危険や、衝撃で割れやすくなってしまいまうので注意が必要です。
外壁の色選びのポイント

外壁を塗り替えるというタイミングが訪れた時、外壁の色選びで注意しなければいけないのは、色見本で見た時と実際に建物に色を塗った時ではイメージが異なるということです。
色見本は小さく、明るい室内などで見る機会が多いですが、実際の建物は大きく、日光の加減で色が変わってしまいます。
色の特徴と違いを知る
白や黒などシックな色はおしゃれですが、汚れが目立ちやすいという特徴があります。また、あまり奇抜な色を使ってしまうと、周囲の外観から浮いてしまい、イメージがよくない場合もあるようです。
外壁にあまりに多くの色を使ってしまうと統一感が損なわれるため、外壁に使う色は多くても3色程度にとどめておくといいでしょう。特にマンションは平面が多いこともあり、天気によっては同じ色でも、全く違う色に見えることもあります。
マンションの外壁の色を決める前に、事前に周囲の建物の色や、天候がいい日と曇りの日ではどのように色の見え方に違いがあるのか確認しておくのも重要です。
材質と色の組み合わせも考える
塗料は塗る材質によって発色が異なり、コンクリート素材の部分と木造の部分がある場合、同じ色でも発色が違います。可能であれば、実際に塗装が終わった家を業者に見せてもらうと、色のイメージがつかみやすいでしょう。
また、事前にシミュレーターなどでバランスをみておくことも大切です。自分の好きな色で塗装をしてしまうと、統一感がない配色になってしまう場合もあります。
そのため、色の系統の範囲で決めていくのも、失敗を少なくするポイントのようです。実際に建っている建物や住宅のカタログを見ながら、自分の好みの色がどのように見えるか研究してみるのもよいでしょう。
面積効果を考慮する
色は、小さい面を見た時と大きな面で見た時の印象が異なります。業者に色の見本を見せてもらって納得しても、実際にマンションに塗った時には薄く見えることがあるのです。
色には、明るい色は面積が大きくなるとより明るく、暗い色は面積が大きくなるとより暗く見えるという性質があります。ですから、理想のイメージとは違う色を選んでも、実際にマンションに塗った時にはちょうどいいという場合もあるのです。