2022年度からは繰上げ受給の減額率が緩和される!
60歳で年金を受け取りたいけど、最大30%も減額されるなら躊躇してしまう人も多いだろう。
だが、繰上げ受給の減額率は、2022年4月1日以降に60歳となる「昭和37年4月2日以後生まれ」の人は、「1カ月あたり0.4%」に緩和されることになっている。
つまり、昭和37年4月2日以後生まれの人が60歳で年金を繰上げ受給すると、減額率が0.5%→0.4%に緩和されるため、60歳0カ月の場合は30%→24%と6%も得することになるのだ。
たとえば、65歳から年金を100万円受給する予定の人が、60歳0カ月で繰上げ受給した場合、従来は30%(0.5%×60カ月)の減額率となり70万円しか受け取れなかったが、今後は24%(0.4×60カ月)の減額率になるため、76万円ほど受け取れる計算になるのである。

まとめ
いかがだろうか? 最近、中年の筆者もボチボチ年金のことが気になっており、本当は60歳で年金生活に入りたいと思っていたが、年金額が大幅に減額されるため、どうしようかずっと悩んでいた。
そんななか、繰り上げ受給の減額率が緩和されることを知ったので、「60歳で年金をもらっちゃっていいの?!」なんて思ったが、緩和後でも60歳0カ月では24%減となるため、むしろ悩みが深くなってしまった。
アナタも50歳を過ぎたら、将来年金を何歳で受け取るのがお得なのか、真剣に考えたほうがいいだろう。
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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